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ポルシェが新型911に待望の”MT”追加!レブマッチにスポーツクロノと機械式LSD装備、ただし「0-100km/h加速はPDK比で0.5秒遅い」

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| 本国ではMTは無償オプション扱い。車体重量はマイナス20キロ |

ポルシェが2020年モデルの911カレラS、カレラ4S(クーペ、カブリオレ両方)に「7速マニュアル・トランスミッション」を設定する、と発表。
新型911(992)は現在8速PDKのみしか選べなかったものの、今後はこの両モデルにつき、待望のMTが選択できる、ということになりますね。

なお、公開された画像を見るに、新しいマニュアル・トランスミッション用シフトノブは992世代専用のデザインを持ち、トップには911のインテリア各部に採用されるナーリング加工(ピラミッド状のギザギザ)が施され、その下のシャフト部分には窪みが設けられているようですね(これが左右に貫通しているかどうかは不明)。

マニュアル・トランスミッションを選ぶとスポーツクロノが付いてくる

現時点では911カレラS、911カレラ4Sについて、「標準」トランスミッションはPDKとなっているので、今回用意されるマニュアル・トランスミッションは「オプション扱い」。
そしてこのMTオプションは本国では「無償」となり、つまりプラスマイナスゼロ。
逆に、991世代だとMTが標準であり、PDKをオプション選択した場合はアップチャージを要求されたので「ちょっと不公平なんじゃないの」とは思いますが、ポルシェはそういった不満に対応すべく、”7速MTを選択した場合、無料でスポーツクロノパッケージを装着する”とも発表。
これは日本だと338,056円のオプションなので、非常にありがたい、と思います。

このスポーツクロノパッケージはダイナミックドライブトレーンマウント、PSMスポーツモード、レブマッチ、ステアリングホイール上のモードスイッチが含まれ(ポルシェの場合、このパッケージオプションの有無で売却価格が大きく変わり、必須オプションの一つでもある)、そのほか、MTモデルには機械式LSD、ポルシェ・トルクベクタリング(PTV)が装備されるそうですが、PDKモデルの「電制デフ」に代わって「機械式デフ」が装備されるあたり、ポルシェは「MTを選ぶ人の心理をよくわかっている」と考えて良さそう。

なお、こちらはPDK用のシフト「スイッチ」。
おそらく992世代の911はPDKにあわせたデザインがなされているのだと思われ、このスイッチを見たあとに「マニュアル・トランスミッションのシフトノブ」を見ると、ちょっと違和感があるのもまた本音。

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MTはけして「速く走れる」わけではない

そしてMTを選んだことの代償として、数値的なパフォーマンスが落ちてしまうという事実も。
MTのほうが速かったのはもうずいぶん昔の話で、たとえばPDKを選択すると、911カレラSの場合、0-100km/h加速は(スポーツクロノ装着時で)3.5秒ですが、MTを選択すると「4秒くらい」。
この「くらい」というのは、MT操作の技量によって大きくタイムが前後するためです。

そして最高速だとPDKの308km/hからMTでは305km/hにダウンすることになり、数字だけで見るとMTのほうがパフォーマンス的に劣るというのは紛れもない真実。

ただ、MTのほうが「操る楽しみ」が感じられるのもまた事実であり、だからこそポルシェは機械式LSDをMTモデルに与えたのでしょうね。

なお、MTモデルの車体重量は1495kgだとアナウンスされており、これはPDKの1515kg(DIN)に比較して20kg軽い数字です。

参考までに、992に搭載されるPDKは「来たるべきハイブリッド化を見越して」モーター出力軸が内蔵されており、従来のPDKの出力軸が「2本」であるのに対し、992用PDKでは「4本」ある、とのこと(クリストフォーラスに記載されている)。
ハイブリッドとMTとは(制御の問題で)組み合わせが難しく、992が全車ハイブリッド化されるようなことがあれば、MTの選択がもうできなくなってしまうのかもしれません。

VIA:PORSCHE

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