| ポルトフィーノのクーペ版というよりは”新設計”のブランニューモデルに近いイメージ |
さて、昨日発表されて大きな衝撃を世に与えたフェラーリ・ローマですが(フェラーリの株価も上がった)、発表会に参加したVIPカスタマー(Top Gearの編集者)のツイッター経由より、いくつかの情報が明らかになっています。
まずはこのコンフォートアクセス・キー。
これはSF90ストラダーレでも採用されたものですが、今後のフェラーリにはこのキーが採用されてゆく、ということになりそう。
クレジットカードサイズを採用し、これまでの「レッド」基調からフェラーリのエンブレムを象ったものへと変更されていますが、これもブランディングの一つ(インスタ映えを狙ったのか・・・)かもしれません。
なお、けっこうな厚みがあり、裏面はレザーで貼られ、ロックや、テールゲートオープンのためのボタンも装備。
もちろん「ROME」のモデル名もプレートにて再現されています(けっこう重そうだ)。
発表されたオフィシャルフォトを見ると、センターコンソールのドリンクホルダー前にはフェラーリのエンブレムが見え、もしかすると、この部分に「カードキー」をおいておくスペースがあるのかも。
フェラーリ・ローマの細部はこうなっている
ここで、トップギア編集者が公開してくれた情報を紹介したいと思いますが、まずこちらはフェラーリ・ローマ公開にあたってのオープニングムービー。
Ferrari Roma, the big reveal... pic.twitter.com/ffA0HgseDW
— Jack Rix (@jack_rix) November 14, 2019
こちらがあたらしい形状のスマートキー。
側面、裏面の画像もあります。
New Ferrari key... way more visible when you drop it in the bowl on the way in pic.twitter.com/3BOzGkCmy2
— Jack Rix (@jack_rix) November 14, 2019
インテリアの画像。
ウワサされた「2シーター」ではなく「2+2」。
後席に実用性を求めるのは難しいと思いますが、荷物を置けたり、イザというときに活用できたり、実際に購入を判断する場合には大きな利点となりそうですね。
シートやトンネルのデザインはまさに「イタリアンモダン」。
Hey kids, road trip! pic.twitter.com/ITwUWf5Hha
— Jack Rix (@jack_rix) November 14, 2019
フロントフェンダー上にフェラーリのシールドエンブレムが「アリ」なのと「ナシ」バージョン。
ボディカラーはメタリックグレーと、それに少し青みを足したようなカラーに見えますが、かなりシックな色を発表会に用意してきたということになりますね。
サイドウイングはヴィジブルカーボンですが、これは「オプション」だと思われます。
なお、ブレーキはカーボンセラミック。
キャリパー形状はこれまでと相違ないようですね。
ちなみにサイドウインカーはこれまで通りフロントフェンダー上にあります。
SF90ストラダーレではドアミラーにウインカーを内蔵していて、ローマでもそれを採用するかと思われたものの、「これまでどおり」を踏襲した、ということに。
With our without shield on the front wing? pic.twitter.com/tGZuDE8fOQ
— Jack Rix (@jack_rix) November 14, 2019
こちらはエンジンルーム。
立体的なデザインを持つカバー類が目を引きますが、これらはカーボン製ではなく樹脂製。
エンジンは「かなり奥」に埋まっていて(整備が大変そうだ・・・)、重量配分には相当な配慮を行っていることもわかります。
Rare to see an engine that actually looks good. Rare to actually see an engine to be fair pic.twitter.com/y3m8LcFY5S
— Jack Rix (@jack_rix) November 14, 2019
そのほか、発表時の画像も公開に
このほかにも発表会での画像が公開されていますが、これを見ると様々なカラーのローマが展示された模様。
こちらはパールホワイトのように見え、フェラーリがこのカラーを新車発表時に用意するのはかなりめずらしい、と思います。
かなり未来的な雰囲気がありますね。
ヘッドライトのデザインも斬新。
リアも未来的。
リアディフューザーはかなりのラージサイズ。
インテリアではアクセントとして「ライン」を用いているようですね。
このカラーの選択によって、相当な幅の選択肢がもたらされることになりそうです。
こちらはレッド内装。
液晶ディスプレイはかなりデカい!
正直言うと、ぼくはフェラーリについて、「ミドシップ」よりも「フロントエンジン」のほうが好みなので、このローマについては興味津々。
現時点でもっとも気になるのはその価格ですが、近いうちにフェラーリの正規ディーラーを訪問してみたいと思います。