| テスラ、アウディ、ジャガーに続き、ポルシェまでに生産遅延が生じるとは |
ポルシェ・タイカンの納車が8-10週遅れる模様。
これはFacebookページ「Porsche Taycan Group」に投稿されたもので、ノルウェー在住のタイカン購入者がポルシェから連絡を受けた、として投稿した内容から明らかになっています。
なお、ポルシェからの説明によると以下の通り。
「タイカンは我々にとって最初のエレクトリックスポーツカーであり、まったくのゼロから開発され、あたらしい工場で生産されることになります。新しい工場の従業員は1月にタイカンを送り出すべくプレッシャーのもとで日々努力していますが、今回やむをえぬ事情により、タイカンの生産遅延をお伝えしなければなりません。現在のところ、生産の遅れは8~10週程度となる見込みであり、お詫び申し上げるとともに、一日でも早くお客様のタイカンを生産できるように務めてましります」
EVに生産遅延はつきもの?
なお、EVはぼくらが考えるよりもずっと生産や開発が難しいようで、生産遅延だとテスラがよく知られるところ。
とくにモデル3においては「遅延につぐ遅延」で大きな問題となり、アウディe-tronも生産が予定よりも遅くなり、ジャガーI-PACEも同じ。
ただ、これらはまだ「いいほう」で、ついぞ生産できなかったというメーカーも多数あり、それだけ難しい、ということがわかります。
ちなみに各社とも「どういった問題で生産が遅延したのか」については公開しておらず(テスラですらその説明が不透明)、今回のポルシェ・タイカンについてもその内容は謎のまま。
ポルシェ・タイカンはついに日本でも発表
ポルシェ・タイカンは日本において11月20日に発表されましたが(いつの間にかポルシェ・ジャパンの社長がミヒャエル・キルシュ氏に交代していた)、価格については今回は公表せず。
気になる価格の発表は2020年前半、発売時期は2020年夏以降だとされていますが、海外ではすでに価格が発表されているため、日本での価格発表がここまで伸びる理由は不明です。
もしかするとインフラの整備や充電プランについての決定がまだなされず、そのために価格の発表が「先送り」になっているのかもしれません。
なお、ポルシェ・ジャパンは「タイカン」プロモーションのためにバーチャルモデル、immaを起用したと発表。
渋谷をイメージした背景とimma、そしてタイカンとを合成した画像を公開しています。
immの起用について、ポルシェは「既存顧客のみならずミレニアル層をはじめとしたあたらしいターゲットに訴求するため」だと発表しており、タイカンについては今までとは異なるプロモーションが展開されることになりそうですね。
新しい時代へ向けて、ポルシェが出した一つの答え、Taycan。新しい時代の表現に挑戦し、テクノロジーと人との垣根を超えた、日本を代表するVirtual Human @imma_tw。
— ポルシェジャパン (@PorscheJP) 2019年11月18日
これがTaycanとimmaがともに作り出す未来。 Taycan、いよいよ日本に登場。#Porsche #Taycan #SoulElectrified #それは電動化された魂 pic.twitter.com/zAuc8J6Cd5
VIA:PORSCHE