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ポルシェ「タイカンを注文しているのはほとんどがテスラのオーナーだ」。新たな客層を獲得できたのは良いが、本来獲得したかったミレニアル層には受けなかった?

投稿日:2019/12/10 更新日:

| ポルシェは若い世代を取り込もうと「スター・ウォーズ」とのコラボまで行った |

ポルシェの北米法人代表、クラウス・ツェルマー氏によると、(その数は明らかにしなかったものの)相当な数のテスラオーナーがタイカンに興味を示している、とのこと。
なお、ちょうど1年ほど前にタイカンの受注を開始した際にも同様のコメントを残しており、現在に至るまで「テスラオーナー」はタイカンにとって最大の顧客グループを形成していると考えて良さそうです。

ポルシェ「タイカンの受注は洪水のように押し寄せてくる。大半はテスラからの乗り換えだ」

タイカンは現時点でも「成功」と言っていい?

現在アメリカではテスラの他、ジャガーI-PCACE、メルセデス・ベンツEQC、アウディe-tronが発売済みですが、どうやらそれらは(タイカンよりも安価であるものの)テスラの牙城を崩すことが出来ず、唯一それに成功しそうなのはポルシェのみ、ということに。

これについてはポルシェも驚いているようで、モデルSのオーナーのみならずモデルXのオーナーがタイカンを予約していると述べており、上述のような「ジャガー、メルセデス・ベンツ、アウディのSUV型EV」ではなくタイカンを選んだというのは衝撃的。
この傾向を見るに、すでに「戦わずして勝負がついた」ようなもので、なぜにポルシェだけに注文が集まったのかはまったくの謎です(テスラの販売の多くがハイパフォーマンスモデルに集中しているということ、タイカンが人気であるということを考えると、”ハイパワー”がひとつのキーワードか)。

さらにクラウス・ツェルマー氏はアウディ、BMW、メルセデス・ベンツといったジャーマンスリーのガソリン車からの乗り換えも多いとコメント。
よってポルシェは他メーカーのオーナーから相当数のオーナーを取り込むことに成功したと言えそうです。

タイカンの予約は現時点で3万台程度だと報じられており、これはポルシェの年間販売台数である256,255台の12%程度。
これを「新たに上乗せできる」となるとタイカンはポルシェにとって非常に大きな意味を持つものと考えられます。

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ただ、ちょっと心配なのは「この受注が一過性のものではないか」ということ。
新しいモノ好き、ガジェット好きのアーリーアダプター層が「初モノ」であるタイカンに飛びついているとすれば、それらの需要が一巡した後に「ピタリと販売が止まる」可能性も。
しかしながらテスラが継続して販売を伸ばしているところを見るに、その心配は杞憂に終わるのかもしれません。

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大観の客層はポルシェの予想、そして意図したところとは異なる?

なお、ポルシェはタイカンの発表に際して映画「スター・ウォーズ」とのコラボレーションによるプロモーションを行っており、これは「ミレニアル層にアピールしたい」から。

ただ、実際にタイカンを注文している人々が「テスラのオーナーばかり」であれば、それはポルシェの目的としたところとはちょっと違ったということにもなりそうですね。

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Porsche-Taycan

日本においてもミレニアル層にアピールしたいのは同様で、そのためにバーチャルモデルimmaとのコラボレーションを行うなど、これまでとは異なるプロモーションを展開中。
実際に日本での予約状況がどうなるのかはわかりませんが、果たしてポルシェの求める「若い顧客」を獲得できるのかどうかには注目したいところですね。

 

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