| いかにもカスタムカー的なルックスがなかなかイカス |
スズキがタイランド・モーターショーにて「スイフト・エクストリーム・コンセプト」を公開。
これはなかなかにユニークなスタイリングを持っていて、フロントだと専用バンパーにボンネット、そしてオーバーフェンダーが装着に。
エアロパーツはグロスブラックにペイントされ、そしてレッドのアクセントが用いられています。
全体的に「改造車っぽい」雰囲気が出ていて、カスタム文化が根づいているタイではかなり受けそうなクルマでもありますね(現在、発売については言及されていない)。
やや造形やフィニッシュが荒削りなところも
フロントはこう。
ヘッドライトにもカバーが装着され、1990年代の日本でもこういったカスタムが流行りましたね。
グリルやフェンダーを見ると、ちょっと成形が甘い部分も感じられます。
なお、ホイールはかなり大きく、タイヤは超扁平。
ブレーキキャリパーはレッドにペイント済み。
リアはドラムブレーキなのか、ホイール内側がちょっとスカスカ。
リアだと大型ルーフスポイラー、トランクリッドにもスポイラー、そしてリアバンパーはディフューザー形状を持つタイプに改められています。
リアバンパーにはテールパイプ風の加飾が設けられていますが、やはり造形がちょっと甘い模様。
ちなみにリアウインドウには「N Sport」というステッカーが貼られていますが、ボディカラー自体もヒュンダイ「N」を連想させるもので、なんとなくうヤバそうな雰囲気も(ヒュンダイが黙っていないかもしれない)。
なお、ヒュンダイ「N」とはBMW「M」、メルセデス・ベンツ「AMG」、レクサス「F」のようなハイパフォーマンスブランドで、Nはニュルブルクリンク、そしてヒュンダイの本社所在地の頭文字を取ったもの。
イメージカラーは淡いパープルがかった「パフォーマンスブルー」で、レッドのアクセントが入ります。
このスイフト・エクストリーム・コンセプトはスズキの現地法人の企画によるものだと思われますが、切削ホイールやブラックのアクセントまでがクリソツなので、(ヒュンダイから突っ込まれたときに)ちょっと言い逃れはできないかもしれません。
ヒュンダイがなんとニュルで「ヴェロスターN」発表。加えてオリジナルスポーツカー構想も語る