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マクラーレンが「セナ」をさらに「セナの偉業を称える」仕様へとカスタムした”セナXP”を3台のみ発売。価格は標準モデルの1.5倍

投稿日:2019/12/10 更新日:

| 当然ながらもう買い手は決まっていると思われる |

マクラーレンがセナのスペシャルモデル、「セナXP(限定3台)」発表。
もともとセナは故「アイルトン・セナ」へのトリビュートモデルではありますが、このセナXPについてはさらにその性格を強めたもので、マクラーレンの正規ディーラー「マクラーレン・ビバリーヒルズ」がマクラーレン本社へと特別にオーダーすることで実現したシリーズです。

なお、この「XP」とは「エクスペリメンタル・プロトタイプ=Experimental Prototype」つまり試作品。
マクラーレン・セナはすでに限定台数500台を売り切っており、マクラーレン・ビバリーヒルズは、今回特別なセナを作るにあたり、マクラーレン本社にかけあい、この500台とは別枠にて、「試作車として製造された3台を市販モデルに転用」することに成功した、と報じられています。

セナについては試作車が15台ほど残っているとも以前に報じられていますが(実際はもっと作っているが、クラッシュテスト等で廃車になったものも)、マクラーレンはこれまでにも「XP」とリアフェンダー(リアタイヤ前)に記された車両をイベントにも参加させていますね。※ブルーノ・セナが乗って登場したことも

セナXPはセナの偉業にフォーカス

もちろんこれら「セナXP」は、マクラーレンのパーソナリゼーション/特殊車両制作部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ=MSOにて製作されることに。

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3台それぞのれグラフィックが与えられており、ボディパネルはエクスポーズド・カーボン。

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1991年、セナが初めて母国での優勝を飾る

こちらはホームビクトリー(Home Victory)と題されたモデルで、1991年のブラジルグランプリでの優勝をたたえたもの。
なお、セナはそれまでにも数々の優勝を記録しながらも母国ブラジルではずっと優勝できず。
しかしながら、1991年のブラジルグランプリにおいては、残り6周あたりで「6速ギア以外に入らなくなる」という致命的なトラブルを抱えながらも、見事追撃を振り切ってゴールし、初優勝を飾ったことでも知られます。
その際のセナの喜びようといえば筆舌尽くし難く、多くの人の記憶に残ることとなっていますね。

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車両の各部はブラジル国旗カラーに彩られ、エンジンフードにはブラジルの国旗、そしてリアウイングには「はためいた」状態のブラジル国旗。

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リアウイングには当時セナのカーナンバーであった「1」が入っています。

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インテリアも「ブラジル」。
ヘッドレストにはブラジル国旗が見られます。

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モナコGPは「世界三大レース」のひとつ

そして2台めはマスター・オブ・モナコ(Master of Monaco)。
モナコグランプリはインディ500、ル・マン24時間とあわせ「世界三大レース」とされる市街地レース。
コースが狭く、抜きどころが少ないことで知られます。

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そして、そのモナコで(今なお)最多勝利を記録しているドライバーがアイルトン・セナ(そして最多勝利コンストラクターはマクラーレン)。
ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハですらこの記録に及んでおらず、それがセナをして「マスター・オブ・モナコ」と表現する所以でもありますね。

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ちなみに表彰台での恒例「シャンパンファイト」ですが、モナコGPでは、トロフィーがモナコ大公から手渡されるという荘厳な儀式が行われ、そのため大公への礼儀として「表彰台でのシャンパンファイトはNG」。
ただしセナはかつて、優勝の喜びからその決まりを忘れてしまい、表彰台でシャンパンを思いっきり開けて怒られたことも。
ブラジルGP初優勝時も同じですが、勝利の際には子供のように嬉しさを表現することもセナの魅力のひとつなのでしょうね。

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セナ”マスター・オブ・モナコ”のインテリアはレッドカーボン。
”ホーム・ビクトリー”は上で挙げたようにグリーン、そして下の”ラップ・オブ・ゴッド”にはブルーカーボンが採用されるなど、文字通り三者三様の仕上げを持つようですね。

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1993年のヨーロッパGPでは鬼神のごとき走りを見せる

最後は「ラップ・オブ・ゴッド(Lap of the Gods)」。
これは1993年のヨーロッパグランプリ(イギリスのドニントンパークで開催)にてアイルトン・セナがファステスト・ラップを叩き出したことを称える特別仕様車です。

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1993年のヨーロッパGPはウエットコンディションの中で開催され、セナは4位スタートから雨のなか怒涛の追い上げを見せ、見事優勝を獲得。

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もちろんリアウイングは英国国旗(ユニオンジャック)、エンジンフードにも英国国旗。
ウイングの「8」はもちろん当時セナがつけていたカーナンバーです。

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もちろんこれら3台にはすべて「買い手」がついていると思われますが、その価格は1,345,328ドル、邦貨換算にて1億5600万円となり、標準のセナに比べて約1.5倍ほどの価格がつけられています(プロトタイプからのコンバート、カーボンボディ装着、そしてなにより希少性を考えると、高いとは言えない)。

 

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