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トヨタが「GRヤリスのエンジンを積んだ」”GR”C-HRを計画中?現行C-HRの記念モデルもしくは次期C-HRのフラッグシップとして登場か

2020/02/13

| 最近のGRの動きを見ているとGR C-HRの登場は「ありそう」だ |

過激極まりない「GRヤリス」が大きな話題を呼んだトヨタですが、今度は「GR C-HR」登場とのウワサ。
現在トヨタはC-HRに対し「C-HR GR Sport(上の画像)」をラインアップしているものの、これは通常のC-HRのスポーティ版。
ただし今回ウワサとなっているのは、そういった「ベースモデルをスポーティーに仕立て上げた」クルマではなく、GRスープラやGRヤリスのように「設計段階からモータースポーツ参戦をも視野に入れた」ハードコアなC-HRです。

もしかすると「新型C-HR」の登場にあわせて発表?

このウワサはAuto Expressが報じたもので、これによると「GRヤリスと同じ1.6リッター3気筒エンジンを搭載して北米仕様で257馬力、欧州と日本では268馬力」を発生し、デビューは「2023年までに」。

かなり具体的な話なので信憑性は高そうで、このGR C-HRは(欧米では)フォルクスワーゲンT-ROC Rや、フォード・プーマSTに対抗するクルマになる、とのこと。
トヨタはこういった「パフォーマンス志向」のコンパクトカーを発売することで若者の心を捉えたいという腹づもりがあるようですが、なによりGRブランドをメルセデス「AMG」やBMW「M」、アウディ「RS」のようなブランドに育てたいのかもしれません。

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なお、「2023年まで」となるとフルモデルチェンジ版となる新型C-HRの発売も見えてくる時期でもあり、このGR C-HRが「現行C-HR有終の美を飾るモデル」となるのか、はたまた「新型C-HRの起爆剤として」使用されるのかは不明。

ただしGRヤリスの例を見ても、(新型ヤリスの)話題作りの一つとして「GRモデル」を活用しており、であればやはりGR C-HRが登場するのであれば、それは新型C-HRのプロモーションの一環として発表されるのかもしれません。

トヨタC-HRは登場から4年

現行C-HRは2016年に発売された世界戦略車で、TNGAプラットフォーム採用車としては「第二弾」。
日本においては「ホンダ・ヴェゼル」のシェアを奪うという至上命題が与えられており、実際にヴェゼルをランキング下位に押しやったという実績も持っています。

2019年にははじめてのフェイスリフト(マイナーチェンジ)を受けていますが、このサイクルを見るに「あと2-3年でフルモデルチェンジ」ということも予想され、それを考えると今から現行モデルをベースにGR C-HRを製作するよりも、やはり新型C-HRとGR C-HRとを並行して開発したほうが効率が良さそうですね。

なお、トヨタは現行C-HRのデビュー前に「C-HR racing」にてニュルブルクリンク24時間を走っていますし、GRスープラにおいても市販車よりも先にレーシングバージョンをお披露目しているので、これらを考えても「GR C-HR」が登場するのであれば、それは新型C-HRの発表にあわせて、もしくは先駆けて行われ、もしかすると何らかのモータースポーツへと参戦する可能性があるかもしれない、とも考えています。

VIA: Auto Express

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