| 007ファンであればぜひともコンプリートしておきたい |
さて、スウォッチが映画「007」をモチーフにした腕時計6本+1本を発売。
え?007といえばオメガじゃないの?というところですが、現在オメガは「スウォッチグループ」に属していて、そのつながりからのコラボレーションだと思われます。
なお、ほかにスウォッチグループに属する腕時計ブランドだと、ブレゲ、ブランパン、ロンジン、ラドー、ティソ、ハミルトン等がありますね。
今回発売されたのは過去の007作品そして歴代ジェームズ・ボンドをイメージした6本、そして最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」からはその秘密兵器製造担当「Q」をイメージした1本。
いずれも限定モデルとなり、専用のパッケージに入っていることが特徴です。
すべて購入すると相当な金額になってしまいますが、コレクション価値は非常に高く、「コンプリート」するだけの価値はあるかもしれません。
なお、販売はすでにスウォッチブティック銀座、スウォッチストア渋谷・大阪・福岡、スウォッチのオンラインストアにて開始され、オンラインストアでは今のところ在庫があるようです。
過去作品をモチーフにした6本「007トリビュート」
まずは過去のボンド映画をモチーフにした「Swatch × 007 TRIBUTE Collection」。
こちらは1962年公開の「007 ドクター・ノオ(ショーン・コネリー主演)」モチーフの”DR. NO 1962”。
舞台となるジャマイカ、そして映画のオープニングシークエンスをイメージしたデザインです。
ケースサイズは41ミリ、価格は13,200円。
次いで1969年公開の「女王陛下の007(ジョージ・レーゼンビー主演)」モチーフの”ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE 1969”。
ポルトガルのビーチ、そしてスイス・アルプスをイメージしていて、毎7時ごとに「007」ロゴが表示されるようですね。
ケースサイズは41ミリ、価格は13,200円。
1979年公開の「007 ムーンレイカー(ロジャー・ムーア主演)」モチーフの”MOONRAKER 1979”。
夜空そして舞台となる宇宙をイメージした仕様で、ケースサイズは41ミリ、価格は13,200円。
1989年公開の「007 消されたライセンス(ティモシー・ダルトン主演)」モチーフの”LICENCE TO KILL 1989”は、舞台となるフロリダやメキシコ、そしてヴィランであるサンチェスが飼っていたイグアナがデザインされています。
ケースサイズは34ミリ(小さい)、価格は12,100円。
1999年公開の「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(ピアース・ブロスナン主演)」をモチーフにした”THE WORLD IS NOT ENOUGH 1999”は当時制作されたポスター、そして銃身を思わせるデザインに。
ケースサイズは41ミリ、価格は13,200円。
このコレクションのラストは2006年公開の「007 カジノ・ロワイヤル(ダニエル・クレイグ主演)」をモチーフとする”CASINO ROYALE 2006”。
もちろんカジノ、そして映画のタイトルシークエンスをモチーフとしたデザインを持っています。
Swatch X 007 Tribute Collectionはこんなケースに入っている
なお、今回発売された007シリーズ6本は専用ケース入り。
スパイ映画モチーフだけあって、こういったビデオテープ風のケースに収められています。
アウターケースには「007」「swatach」のロゴ入り、そしてラベル部分には「THE 2020 JAMES BOND COLLECTION」そして各映画のタイトルが印刷されています。
ケースから出すと、それぞれのタイトルがグラフィックとともに再現。
「Q」仕様限定スウォッチも登場
そして「プラス1本」となるのは、最新作である「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」をフィーチャーしたスペシャルモデル。
ベースとなるのはステンレスケースを持つスキンアイロニー(SKIN Irony)で、価格は26,950円。
劇中にて、秘密兵器開発を担当する「Q」が着ているチェックのシャツやブラウン系の衣類をイメージしたもので、チェックを再現したレザーストラップ、レッドのリング、6時位置の「Q」ロゴが特徴。
ケースももちろん特別製となり、Qが使用するノートPCをイメージしたデザインを持っています(横には端子差込口をモチーフにしたグラフィックまである)。
なお、007映画と深い関係にあるアストンマーティンは、この「兵器開発部門であるQ」になぞらえ、パーソナリゼーション(個人向けのカスタム)を行う自社部門を「Q」と命名。
007ほかのスパイ向けに秘密兵器を開発するように、顧客に合わせてそれぞれのアストンマーティンを作る、ということですね。
そこでふと、今回のスウォッチに採用されている「Q」ロゴと、アストンマーティンの「Q」ロゴとが一緒なんじゃないか(今回のスウォッチ限定モデルにアストンマーティンも一枚噛んでいるのでは)と思ったのですが、どうやらちょっとデザインが異なるようです。
VIA:swatch