| これまでのリバティーウォークとはまた異なる迫力を持っている |
さて、これまでにも数々の過激なエアロキットを世に送り出してきたリバティーウォークですが、最近推し進めているのが「LBシルエットワークスGT」。
これは1970-1980年代に日本独自のレースカテゴリとして存在した「シルエットフォーミュラ」を現代風に解釈したシリーズで、これまでの「暴走族スタイル」から一転し、レーシングカーのようなボディキットを装着したカスタムです。
これまでにもフェラーリ458イタリア、ランボルギーニ・ウラカン用がリリースされていますが、今回新たに日産R35 GT-R、R34スカイライン用の”LBシルエットワークスGT”エアロキットがリリースされています。
リバティーウォークがランボルギーニ・ウラカン用エアロキット発表!レーシングカー「ウラカンGT3」よりも過激な”LBシルエットワークスGT”
LBシルエットワークスGT 日産GT-R”35GT-RR”はこんな構成を持っている
まずは日産R35 GT-R用のLBシルエットワークスGT エアロキット、「35GT-RR」。
構成内容としてしてはフロントバンパー、フロントカナード&ディフューザー、リアバンパー、リアディフューザー、シルエットリアウイング、ワイドボディフェンダーキット、ボンネット、トランク。
キット(Ver.1)の価格だとFRP製で3,465,000円、FRPとCFRP+ドライカーボンだと4,477,000円、FRP+ドライカーボンだと5,555,000円。
ウイング形状が異るVer.2だとそれぞれ3,410,000円、4,367,000円、5,390,000円という設定です。
単品だとフロントバンパーがFRP製で385,000円、ドライカーボン製だと715,000円となっていて全体的にかなり高価。
リアウイングはFRP製では715,000円、ドライカーボン製では1,210,000円という値付けを持っています。
なお、これらの価格はフィッティングや塗装は含まれず、さらにエアサスやタイヤ/ホイールの装着や交換が必要となるため、実際のカスタムにあたってはかなりのコストを要することになりますね。
こちらは別ボディカラーの35GT-RR。
とにかく大迫力という以外の言葉が見つからない、という印象です。
LB-ER34スーパーシルエット・スカイラインはこうなっている
そしてこちらはR34スカイラインをベースにした「LB-ER34スーパーシルエット・スカイライン」。
東京オートサロン2020に展示され、大きな話題を呼んだ車両ですが、今回新たな画像が公開されています。
ちなみにパーツや価格については「ASK」となっているので、購入するにはリバティーウォークまで問い合わせる必要がありそうですね。
まさかのR34スカイラインベースで「シーパーシルエット」!リバティーウォークは相変わらず今日も元気だ。あわせてドライカーボンボディを持つR35 GT-Rの新型エアロキットも公開
なお、このLB-ER34スーパーシルエット・スカイラインは、シルエットフォーミュラ全盛期のレーシングカー、「ニッサン KDR30 スカイラインスーパーシルエット '82」をイメージしたもの。 ※画像は青島文化社のプラモデル
このレーシングカー「ニッサン KDR30 スカイラインスーパーシルエット '82」は、6代目のR30スカイラインをベースに製造されたものではありますが、似ているのは「ガワ」だけで、車体そのものはモノコック+スペースフレームで構成され、(FJではなくLZ型の)2リッターターボエンジン(570馬力)が搭載されています。
なお、シルエットフォーミュラという名称は、「シルエットは市販車、中身はフォーミュラカー」というところから来ているようですね。
ただし、これを今に蘇らせるにあたり、リアウイングやリアディフューザーは現代風に改められ、単なる懐古調にとどまらないのがリバティーウォーク流。
車高は極限まで落とされていますが、もちろんエアサス装備だと思われます。
展示車そのものなのでコクピットも大幅にカスタム済み。
当時シルエットフォーミュラに心奪われた少年たちが成長し、今この LB-ER34スーパーシルエット・スカイラインを見たとき、やはり同じように魅了されるものと思われ、このクルマを購入できるだけの資金力を持つに至った人であれば「勢いで購入」してしまうケースもありそうですね。
VIA:LibertyWalk