| 納車先はカナダ、そしてカナダ向け600Lとしては最後の一台 |
さて、Autogespotにて、レアなマクラーレンが2台登場。
まずは上の画像、「マクラーレン600LT ブルードラゴン」。
これはマクラーレンのパーソナリゼーション部門、MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)によってカスタムされたワンオフモデルで、フロントに「マクラーレン620R」公開時のオフィシャルフォトにて見られたグラフィックが再現されています。
なお、ボディカラーも620Rのために用意された「Ludus Blue」にペイントされ、ボディ下部やボディ上部の「ブラックに見える」部分について、実はネイビーだそう。
さらにドアミラーやルーフ上のエアスクープにはオレンジのラインが追加されていることがわかります。
唯一の「インテークがペイントされた600LT」
ちなみにこの600LTは「カナダ向けとしては最後に生産された一台」。
エンジンカバーやインテークもLudus Blueにペイントされており、インテークがペイントされた600LTは「この一台のみ」だとされています。
さらにブレーキキャリパーはシルバーではなく「ポリッシュ仕上げ」という非常に珍しいフィニッシュを持っているようですね。
もちろんインテリアも特別製で、運転席側のシートはライトブルー、助手席側はブラック(ヘッドレストにはオレンジで”MSO”の刺繍入り。
室内にはマクラーレン創業者、ブルース・マクラーレンの娘であるアマンダさんのサインも入っている、とのこと。
こちらはキー、そしてマクラーレンがオーナーに贈ったコニャック、「レミーマルタン ルイ13世」。
キーももちろんLudus Blueに塗装され、そしてオレンジとホワイトのライン、さらに「MSO」文字入り。
ちなみにこのレミーマルタン ルイ13世は「普通のルイ13世(30万円くらい)」ではなく、最高傑作とされるLe Jeroboam。
1,200種ものオー・ド・ヴィー(原酒)がブレンドされた上で40~100年間の熟成を受けたものだそうで、相場はおおよそ300万円超となる超高級品です。
これだけのコニャックを、しかも文字入りにて贈るところを見ると、このオーナーさんはマクラーレンにとってよほど「特別」な人なのでしょうね。
なお、こちらはマクラーレン620R。
マクラーレンからの招待が無いと買えないとされる350台のみの限定モデルで、実際の中身は「レーシングカー同様」というスパルタンモデルです。
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欧州ではマクラーレン620Rの目撃例も
そんなレアなマクラーレン620Rですが、欧州ではいくつかの目撃例も。
出力620馬力、レース用のトランスミッションやフライホイールを持ち、1,282kgまで軽量化されたハードコアモデルですが、意外や普通に乗っている人もいるようですね。
なお、この個体はフランスやスペインなど複数の国で目撃されていて、けっこう日常的に乗っているのかもしれません。
VIA:Autogespot