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コロナ「収束」アピールの中国。現在自動車ディーラーの91%が通常営業を開始するも客足は例年の53%にとどまる。各社とも”今”より”今後”のほうが厳しくなりそう

投稿日:2020/03/24 更新日:

| 失われた販売は「戻る」という見方もあれば「戻らない」という意見も |

さて、新型コロナウイルスの影響にて、自動車メーカー各社は工場やオフィスを閉鎖したり、様々な制限を設けたり、はてはディーラーを一時的に閉めたりしていますが、ことの発端となった中国では、すでに91%のディーラーが再びオープンするに至っている、とのこと(中国には8,393ものディーラーがあるらしい)。

ただしショールームをオープンすれども客足は戻らず、以前に比較して53%にとどまるという報道も見られ、これは現在はもちろん、将来に渡って中国に大きな影を落とすことになりそうですね。

ちなみに2月の中国は「ほぼ商業的に稼働していない」状態であったために自動車の販売台数が前年比で92%減少し、日産においても80%減少したと報じられており、多くの自動車メーカーが今後の計画を見直す必要に迫られるのは間違いなさそう。

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失われた販売は戻る?

なお、こういった「失われた販売」についての見方は様々。

つまり「戻る」という意見と「戻らない」という意見が混在するということですが、「戻る」という見方については、「消費意欲が抑えられていた分、通常に戻った際にそれが爆発する」。
たとえば飲食については、「食べる量に限界があり」、一定期間外食をしなかったとして、そのぶんを(正常に戻った後に)取り戻すように食べようと思っても、胃の容量に限りがあり、つまり外食産業については「失われた分を取り戻すことができない」ということになります。

ただ、物販については、お金さえあれば、買える量に限りはなく、よって「今まで買えなかった鬱憤を晴らすかのように」消費活動が活発化するというのが「失われた販売は戻る」派の見解です。

一方で「戻らない」という理由については、一度購買意欲を失ってしまうともう一度それを買おうとは思わず、加えてコロナウイルスの一件において将来的な不安を抱く人々が増え、消費よりも貯蓄にお金を回すようになる(もしくはすでに失職し、購買力を失っている)、というもの。

いずれにしても一理あり、しかし極端な楽観論と悲観論でもあるので、実際はこの中間といったところになるのかもしれません。

ただし、今後のあり方を変えるきっかけに

今回のコロナウイルスの一件については、これまでの「ショールームに客を呼び、セールスパーソンとの対面にてクルマを販売」というやり方を見直すきっかけになるんじゃないかと考えていて、これまでに「それ以外の選択肢はない」と考えられていた、不動のクルマの販売手法に疑問が投げかけられた可能性も。

もしコロナウイルス騒動が「収束」したとしても、どこかで同じような病気が発生すれば、再び「封じ込め」のために商業施設が閉鎖されることになる可能性が高く、よって経営者としてはその対策も講じておかねばならないのかもしれません。

つまりは「オンライン」による販売を考慮せざるを得ないということですが、これはすでにテスラが実践していて、ダイハツが一部の店舗で試験導入しているような手法になるのかもしれず、期せずして(テレワークの普及同様に)販売現場が大きく変化することになりそうです。

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なお、GMは一部で(クルマの)オンラインショッピングを加速させる意向を見せており、全米においてはこれが波及し一気に加速しそうな雰囲気でもありますね(アメリカは何でもブームになりやすく、他社に遅れまいと先を急ぐ傾向にある)。

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