| フェラーリらしくない、だがそこがイイ |
フェラーリが自社にて展開するパーソナリゼーションプログラム、「テーラーメイド」にてカスタムしたポルトフィーノを公開。
ボディカラーはダークグリーン、そしてボンネットにはアイボリーのストライプ、Aピラーとルーフもアイボリーにペイントされ、これまでのフェラーリが持つ(ステレオタイプな)イメージとはまた異なる仕上がりとなっています。
なお、現在「ダークグリーン」はあまり人気のあるボディカラーではなく、多くのメーカーがカタログからドロップさせることに。
ただ、「ブリティッシュレーシンググリーン」が示すようにスポーツカーとの相性が良いカラーであることも間違いなく、一部には熱烈なファンを抱えるボディカラーでもありますね。
ポルシェだと「オークグリーン」「アイリッシュグリーン」といったボディカラーがよく知られるところですが、現在これらは「標準」ボディカラーには含まれず、残念ながら選択不可(992にはよく似合うと思うのですが)。
ダークグリーンのフェラーリ・ポルトフィーノはこういった仕様を持っている
そして話をこのフェラーリ・ポルトフィーノへ戻すと、グリーンのボディカラーに組みあわせられるのはシルバーのホイール。
ブレーキキャリパーはブラック、そしてホイールセンターキャップもシルバーというシックなカラーコンビネーションを持っています。
インテリアも「ダークグリーン」
このポルトフィーノのインテリアも「ダークグリーン」。
ダッシュボード上部とステアリングホイールにはブラックレザーが用いられるものの、ダッシュ下部やシートにはダークグリーンのレザーが使用されています。
そしてシートのセンターにもアイボリー、パイピングやプランシングホースの刺繍もアイボリー。
なかなかこういった仕様のフェラーリを見ることはないものの、レッドやイエロー、ブラックやホワイトといったポピュラーなカラーとはまた違う魅力があると思います。
フェラーリはほかにもこんなカスタムを公開している
なお、フェラーリはこれまでにも何度かテーラーメイドにてカスタムした個体を公開しています。
こちらは専用にボディカラーを調合したオーナーの個体ですが、オリジナルカラーを作ると、自身の名前など好きなネーミングを行えるようですね。
そしてこちらは「左右で異なる」ボディカラーを持つ珍しいカラーリングを持つ812スーパーファスト。