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「自分に新型トラックを割り当てなかった」という理由で激怒し経営者のフェラーリにトラックで突撃した運送ドライバー。フェラーリはあえなく下敷きに

2020/05/09

| 何の罪もないフェラーリにとってまさに「災難」 |

ferrari

アメリカはシカゴにて、トラック会社の従業員が、社長のフェラーリGTC4ルッソに”全力でアタックする”という信じられない事件が発生。

この事件を起こしたトラックドライバーはその会社に4日前に雇われたばかりで、荷物を積んでの仕事は一回だけしかこなしていない、とのこと。

にもかかわらず自分には最新の(2020年モデルの)トラックを割り当てるように要求し、しかし2019年モデルしか回ってこなかったことに腹を立てての行動だと報じられています。

世の中には信じられない行動をとる人がいる

このトラックドライバーは社長と口論になり、「あのフェラーリはお前のか」と尋ね、社長が「そうだ」と言うと、「どうなるか見ているがいい」と言い残してそのままトラックへと駆け寄ることに。

もちろん社長は事態を予測できたため、そのトラックドライバーを追いかけるものの、トラックドライバーは一足先にトラックに乗り込んでトラックを急発進させ、怒涛の勢いでフェラーリGTC4ルッソに突っ込んだというのがことの顛末ですが、もちろんその質量差によってフェラーリはあっさりと押しつぶされ、おまけにトラックはその上に乗り上げる事態となっています。

画像を見るにフロントは完全に潰れ、そのまま車体は後ろの壁に追いやられているために車体後部もダメージを負っている可能性が高く、これは「廃車」とならざるをえないのかもしれません。

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もちろん建物側、トラック側にも被害が及んでいるはずなので相当な損失が出ていると言うことになり、修理等にかかる費用をフェラーリや会社の保険によってカバーできるかどうかは定かではなく、もちろん労働者の方にもその支払い能力があるとは考えにくいため、このまま「泣き寝入り」となってしまうのかも。

本件にかかわらず世の中ではこういった事故や事件が多々ありますが、相手が無保険だったり支払い能力がなければどうしようもなく、結局のところ被害者が泣き寝入りとなるパターンが多いようですね。

なお、クルマはあっさりと人の命をうばったり、他人や自分の人生を終わらせてしまうだけのパワーと質量を持っていて、ここでぼくがいつも思うのは、「だからこそクルマは適切に扱わねばならない」ということ。

そのパワーや質量を利用して他人やモノを意図的に傷つけるようなことはけしてあってはならないと考えていて(往々にして予測できない結果を生む)、感情に任せてクルマを運転するのは非常に危険。

ただ、あおり運転がどれだけ問題になり報道されようとも、あおり運転はあちこちで見られており、一部の人は理性よりも感情が先走り、なおかつコントロールできないということになりそう。

そしてさらに悲劇であるのは、ぼくらが「その人が直情的なタイプなのかどうか」を事前に知ることが難しい、ということなのだとも思います。

VIA:United Truckers

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