| とにかくテスラの話題には事欠かない |
テスラがなんと「セクシーな」サテン製ショートパンツを発売。
ヒップにゴールドで書かれる「S3XY(セクシー)」とは、もちろん「モデルS」「モデル3」「モデルX」「モデルY」を表したものですが、未だになぜモデル3発売時に「モデルE」と命名しなかったのかはちょっとした謎(ストレートな表現だと面白くないので、ちょっとヒネってみたのかもしれない)。
それはともかく、このショートパンツの価格は69.420ドルに設定されており、「420」は大麻を表す隠語(以前にイーロン・マスク氏は大麻吸引動画を公開されている)、そしてテスラ株を(1株)420ドルで非公開化するとツイートした件にかけているようですね(このツイートは米証券取引委員会に問題視された)。
ショートパンツの発送には2-4週間
なお、テスラのウエブサイトを見ると、サイズ展開はXS、S、M、L、XLで、すでにいくつかのサイズは売り切れている模様。
商品説明には、このショーツを履いて「風のように駆け抜けよう」「プールサイドや屋内でくつろごう」「リベラーチェ(派手な衣装で有名なミュージシャン)を気取ってみよう」といった記載がありますが、実はテスラはけっこう多くのアパレルやライフスタイル系グッズを発売しており、アパレルだとこのほかにキャップやパーカー、Tシャツ、スウェットシャツ、スウェットパンツ等がラインアップ。
ライフスタイル系グッズだとテスラ各モデルのミニカーやキッズ用乗用車、ポータブル電源、マグカップ、ボトル、キーホルダー等を販売していますね。
ちなみにこの「ショートパンツ」については、おそらく「(株の)カラ売り=ショートセリング」にかけたもので、ここ最近における、テスラ株の値上がりの反動で株価が下落するだろうと見て空売りを仕掛ける投資家に対しての「あてつけ」なのだと思われます。
参考までに、イーロン・マスク氏がこういった「突拍子もない」グッズを発売するのは今回がはじめてではなく、2018年には”火炎放射器”を発売したことも。※これについては、同氏が別に経営する「ボーリングカンパニー」名義
ただし”火炎放射器”としての販売だとちょっと問題があったのか、一部地域では「クリームブリュレに焼き目を入れるのに最適」といった売り方もなされていましたね。※キャンペーンにて、消化器をタダで付けてくれた時期もあった
テスラの株価は天井知らず
なお、テスラは先日、時価総額がトヨタを抜き、自動車業界として世界一になったと報じられましたが、その後も株価は上昇中。
ぼくは330ドルあたりからテスラの株を買い続け、ランボルギーニ・ウラカンを売ったお金も全部テスラの株に突っ込んだわけですが、そこからさらに株価は倍くらいになったので、気づけば相当な資産が形成されたことになり、テスラに足を向けて眠れない、とも考えています(ただし現金化していないので、今の時点で利益は1円もないけれど)。
ちなみに株式投資に関し、ぼくはこまめに売買するタイプではなく、限られた銘柄を追いかけ、下がったときに買い増してゆくタイプ。
とくに米国株だと、為替手数料も入れると往復で8%くらいのコストがかかり、売買の度にこのお金を持っていかれるので「もったいない」と考えているわけですね。
そのために今回のコロナウイルスについても「余力があるだけ株を買った」ということになりますが、これは「買った途端にまだ下がるかもしれない」という恐怖と戦いながらの買い注文ということになり、それなりに神経をすり減らしたのもまた事実(ほとんどの人に、こんな時期に買い増すバカはいないと言われた)。
ただ、その恐怖に打ち勝ったときにこそ見えるものがある、というのもまたひとつの事実かもしれません。
たとえば、ポルシェ911で下りを走っていて、アクセルを緩めないといけないと思ったときこそアクセルを踏み込み、ブレーキを踏まなくてなならないと感じたときにこそブレーキペダルから足を遠ざける必要があるのと同じで(ポルシェ911は、直感的に必要性を感じるのと逆の動作をしなくては速く走れない)、本能的に感じる危険に対し、自ら突っ込んでゆくだけの勇気を要求されるのが株式取引だということになりそうです。
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参照:TESLA