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ランボルギーニ「アヴェンタドール後継モデルは、シアンに使用しているスーパーキャパシタは使用しない」。なかなか電源が決まらないようだ

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| シアン・ロードスター発表時には”これが未来”という主張だったが |

さて、ランボルギーニは先日、4億円に迫ろうかという価格のハイパーカー「シアン・ロードスター」を発表していますが、こちらは電源に「スーパーキャパシタ」を使用したハイブリッドカー。

このスーパーキャパシタはいわゆるコンデンサの一種で、「充電と放電とがイコール」つまりロスがないこと、同じ重量のリチウムイオンバッテリーに比較すると3倍の出力を持つなど「いいことだらけ」。

実際にランボルギーニはシアン・ロードスター発表時に、「これがランボルギーニの向かう未来だ」というコメントを発しており、つまりランボルギーニは「今後のクルマにスーパーキャパシタを使用する」かのように思えたわけですね。

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アヴェンタドール後継モデルにスーパーキャパシタは使用されない?

ただ、最新の報道によると、ランボルギーニは「アヴェンタドール後継にスーパーキャパシタを使用しない」とも。

その理由としては「アヴェンタドール後継モデルは、シアンに比較するとより”普通に乗られる”はずで、それに見合った仕様にする必要がある」というもの。

このコメントを見るに、一件優れたソリューションに見えるスーパーキャパシタではあるものの、日常的な使用についてはなんらかの懸念があるとも思われ、ただしその詳細については「謎」。

ただ、ちょっと前にも今回同様、「スーパーキャパシタをアヴェンタドールには使用しない」という話が出ていることを鑑みるに、おそらくこのスーパーキャパシタが使用されるのは「シアンのみ」となりそうです。

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ただ、ランボルギーニがスーパーキャパシタに未来を感じていたことは間違いなく、そのちょっと前には逆に「アヴェンタドール後継にはスーパーキャパシタを使用する」という報道が見られたのもまた事実。

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ただ、話が二転しているところを見るに、ランボルギーニは「スーパーキャパシタを使用したアヴェンタドール後継モデルを試作したが、取りやめになった」と考えるよりほかはなく、ランボルギーニはスーパーキャパシタに代わるバッテリーなり何なりを探す必要がるということに。

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アヴェンタドールのフルモデルチェンジは先送り

ちなみにアヴェンタドールは順当にゆくと(ランボルギーニのモデルライフは1モデル当たり10年なので)2021年には後継モデルに切り替わるはずですが、これについては「2024年まで延期」されたと報じられています。

その理由としてはハイブリッドシステムの開発遅れだと言われており、これは「ランボルギーニの技術力の問題」ではなく「リチウムイオンバッテリーの性能の限界」「次世代バッテリー(ソリッドステートバッテリー)の登場が遅れている」ために車体を開発しようにも先に進めない、ということになりそう。

実際のところ同様の理由でポルシェは918スパイダー後継の開発ができず、さらには911ハイブリッドの開発も難航していると報じられていますね。

こういった事情を見るに、「そうまでしてハイブリッド化しなくてもいいじゃない」と考えてしまうものの、欧州ではどんどんガソリン車に対する規制が厳しくなっていて、ハイブリッド化しないとそのモデル自体が生き残れないというレベルにまで達しており、しかしスポーツカーメーカーとしては「ハイブリッド化することは可能だが、現在のバッテリー技術だと重量が嵩みすぎてスポーツカーとしての機能を十分に果たせない」のが悩みのタネ。

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もともと重いサルーンやSUVであれば、重量の大きいバッテリーを積んでも問題はない(むしろ加速が良くなる)かもしれませんが、軽量なスポーツカーに積むにはあまりに重く、しかし得られる性能向上はちょっとだけ、というわけですね。

アヴェンタドール後継、ウラカン後継はそれぞれV12、V10を維持しながらハイブリッド化されると言われるものの、現時点では「電源」については決めかねているということになりそうで、となるとまだまだその発表は先になるのかもしれません。

リチウムイオンバッテリーの搭載は避けて欲しい

ただ、ぼくとしては「やっぱりリチウムイオンバッテリーは避けて欲しい」と考えていて、その理由としては「劣化と進歩」。

リチウムイオンバッテリーは年3-5%ほど劣化してゆくという統計があり、そして技術革新によって年5%ほどの密度向上がなされている、とのこと。

そうなると相対的に、最新モデルに対して8-10%の性能劣化があるということになり、これはそのままパフォーマンスに反映されるわけではないものの、「重量差」となって大きく響く可能性もありそうです。

スポーツカー、とくにスーパースポーツはパフォーマンスが重要であり、そういったクルマに対して「のちのち優位性を失う動力源を積む」ことはちょっと避けて欲しい、とも考えているわけですね。

なお、ブガッティはそういった面に着目したのか、「行けるところまでガソリンエンジンのみで行く」とも発表しています。

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現在のスポーツカーメーカーの置かれた状況は非常に複雑であり、ハイブリッドカーを開発せねばならないものの、現在開発しても「過渡的製品」しか世に送り出せず、しかし何もしないわけにはゆかないワケで、そういった「中途半端な」製品に対しては、消費者としても購入意欲がわかないのかもしれません。

参照: Motor Trend

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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