| 走行わずか、1年落ちで3200万円ならば”悪くない” |
シルベスター・スタローンの所有していたキャでアラック・エスカレードESVのストレッチリムジン(2019年モデル)が中古市場に登場。
その価格約3200万円という驚きの設定ですが、新車価格は4350万円ほどとのことなので、意外とお買い得なのかもしれません。
なお、延長されたのは20インチ(50.8センチ)、車内には43インチサイズのテレビもある、とのこと。
その仕様は豪華極まりなかった
インテリアを見ると豪華極まりなく、5人が余裕をもって乗れる構造を持っています。
加えて3つのシートは折りたたむことができ、2名が贅沢に空間を使用することもできるようですね。
ホワイトレザーにブラックウッドが使用され、インテリアはまさにゴージャスそのもの。
レザーシートにはパーフォレイト(穴あき)加工が施され、ダイヤモンドステッチが入ります。
年式は2019、走行距離はわずか1,609キロだとされ、新車に近いコンディションだと言って良さそう。
ちなみにこのクルマのカスタムにはシルベスター・スタローン本人が強く関わっており、販売サイトにはシルベスター・スタローンの言として「このクルマのカスタムは楽しみながら行うことができた。オンボードエレクトロニクス、快適さは比類ない。このクルマは特定の目的のために購入したが、事情が変わって今は必要なくなった。新しいオーナーがこのクルマを楽しんでくれることを心から願うよ」というコメントが紹介されています。
なお、シルベスター・スタローンはけっこうなカーマニアとしても知られ、過去にはそのコレクションとしてポルシェ・パナメーラ、ベントレー・コンチネンタルGTC、アストンマーチンDBS、シボレー・カマロSS、メルセデス・ベンツSL55、フェラーリ612スカリエッティ、フェラーリ599GTB等が紹介されています。
そして面白いのは、それら愛車のほとんどが「ブラックのボディカラーを持っている」ということで、今回のキャデラック・エスカレードもやっぱりブラック。
肉体アクションシーンの多いシルベスター・スタローンですが、「ドリブン(本当はF1を題材にしたかったが許可が降りずにCARTへ変更)」ではレーサーの役を演じており、「コブラ」でも派手なカーアクションを演じたことも。
ほかの作品「オーバー・ザ・トップ」ではトラックの運転手を演じるなど(ぼくはシルベスター・スタローンの映画ではこれが一番好き)なにかと車を運転するシーンも多いようですね。
さらにはロッキーシリーズにも当時人気のあったフェアレディZを登場させており、昔からけっこう車好きだったんだなあ、と思わせるところも。
なお腕時計だとパネライを愛用していることも有名で(シルベスター・スタローンが身につけていたためにパネライは有名になったようなもの)、さらに「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」ではリシャール・ミルを身につけるなど、モノへのこだわりがけっこう強い人であるようにも感じられますね(個人所有物を撮影に持ち込んだと言われている)。