| なお、年次アップデートであの「ノリ・グリーン」も追加 |
レクサスが北米にて「LS」をアップデート。
2021年モデルとしての年次改良となりますが、インフォテイメントシステムがアマゾン・アレクサに対応したこと、内装色にグレイズド・キャラメルが追加されたこと、外装色にノリ(海苔)グリーンが追加されたことがトピックです。
なお、このノリ・グリーンは当初レクサスLC500”インスピレーション・シリーズ”専用カラーとして投入されたものですが、LXの標準色にまで拡大しているところを見ると、けっこうな人気があるのかもしれません。
参考までに、自動車業界全般の傾向として、「グリーン」は数年前まで「絶滅状態」であり、ずっとグリーンを標準ボディカラーにてラインアップしていたポルシェも一時期はグリーンがカタログからドロップしたほど。
駄々しここ数年はランボルギーニに採用された明るいグリーンはじめ、ちょっと渋めのブリティッシュグリーンっぽいカラーなどが再注目されているようです。
2021年モデルのレクサスLXの本命は「インスピレーションシリーズ」
ただ、今回の改良における目玉は(ぼく的に)インスピレーションシリーズ(2021年版/500台限定)の設定。
ボディカラーは「ブラックオニキス」と「ホワイトパール」に限定されるものの、フロントグリル、ヘッドライトのインナー、ウインドウモール、ドアハンドル、21インチホイールがブラックもしくはブラッククローム仕上げへと変更されます。
そして特筆すべきは「LEXUS」エンブレムやモデルネームバッジまでもがブラックアウトされること。
この仕様はアウディ、レンジローバー等一部欧州ブランドでは見られるものの、レクサスがこれを採用するのは非常に珍しいと思います(もしかするとはじめて?)。
ちなみにこちらは以前の「インスピレーションシリーズ」ですが、エンブレムやモデルネームはクロームのまま。
インテリアにおいてはブラックのセミアニリンレザー、そしてリオハレッドのアクセントが用いられてなんとも鮮烈な印象に。
そのほかルーフライナーはブラックに変更され、専用フロアマットとキーケースが付属する、とアナウンスされています。
トヨタはタコマにも「ナイトシェードエディション」追加
レクサス、そしてトヨタはここ最近「ブラック」にこだわる特別仕様車を連発し、カローラやタンドラ、カムリ、アヴァロン等にも「ナイトシェードエディション」を設定しています。
そして今回ナイトシェードが追加れたのは「タコマ」というわけですが、これはもう見ての通り「真っ黒」。
ボディカラーはミッドナイトブラックメタリック、マグネティクグレーメタリック、ビザードパールが選択でき、グリル、バッジやホイール等がブラック仕上げに。
さらにはホイールナットまで「ブラック」というこだわりようを見せています。
レクサスLXインスピレーションシリーズ同様、エンブレムに至るまで「ブラック」仕上げ。
タコマは全長5,392ミリ、全幅1,910ミリ、前高1,792ミリというかなり大きなクルマですが、このクルマがミラーに映ったとしたら、一瞬で道を譲ってしまいそうですね。
参照:TOYOTA