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全世界77台限定のポルシェ935、しかもカーボンボディが1.8億で販売中。新車の倍以上の価格なるも、今後はこの値段では買えないかも

2020/08/25

| ポルシェ935の価格は間違いなく下がらない |

さて、ポルシェは「サプライズ」として911GT2RSベースとなる「935」を77台のみ(2018年に)限定発売していますが、そのうちの一台がドイツのエキゾチッックカーショップ、ホールマン・インターナショナルにて販売中。

911GT2RSベースといえどその中身はレーシングカーそのもので、当然ながら公道走行は「不可能」なクルマであり、購入者はこれを走らせようと考えると、サーキットまで運ぶ必要がある、ということになりそうです。

新車価格の倍以上の価格ではあるが

そして今回販売されている価格は「1億8000万円」。

新車価格は8800万円、そしてこのヴィジブルカーボン(織目の見えるカーボンファイバー)仕様がプラス3000万円だとしても1億8000万円という値付けはかなり高いと言えそう。

ちなみに発売直後には1億3000万円程度で転売されていたので、それを考えても今回の個体は「ちょっと高め」。

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なお、このポルシェ935は「サーキット専用」となるものの、現時点ではこれが出場できるカテゴリはなく、純粋にオーナーが「楽しむためだけに」サーキットを走らせる、という類のクルマ。

マクラーレン・セナGTRやフェラーリFXX Kといったモデルと同様のポジションということになり、「究極に贅沢なおもちゃ」ということになりそうです。

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そしてこの車はかつてのレーシングカー「ポルシェ935モビーディック」をモチーフとしているだけあってリアセクションは(高速での安定性向上のために)延長され、ダウンフォース確保のためにリアウイングも超巨大。

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ルーフにはエスケープハッチが装着され、カーボンファイバーはよくよく見るとドライカーボン製のように見えますね。

つまり、このカーボンファイバーは「見栄え」よりも「軽さ」を追求した結果だということになりそうです。

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こうやって見るとまさに「黒い怪鳥」。

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このホイールに装着されたエアロパーツはオプションにてラインアップされているようで、他の935の多くはこのパーツを装着していないようですね。

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ポルシェ935のインテリアはこうなっている

そしてこちらがポルシェ935のインテリア。

ドアを開けると、とんでもなくゴッツいロールケージが目に入ります。

当然ながら乗り込むのは一苦労で、車内からは「貞子」のように出てくるということになりそう。

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ルーフ、そして室内後部にもガチガチのロールケージ。

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メーターはレース用のフルデジタル、そして「935」文字と車体のシルエットを模したグラフィック。

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インテリアはとにかくカーボンだらけ、そしてシフトノブはポルシェ製レーシングカー伝統の「バルサ材のコンビ(軽いから)」。

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現時点では「高い」ようにも思える値付けではあるものの、数年も経てば、「あの頃は1億8000万円で935が買えたのか・・・」と思う時が来るのかもしれません。

参照: Hollmann International

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