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エンブレムも新デザインに!マセラティMC20正式発表。630馬力、カーボンシャシー採用で2664万円は「激安」、スーパーカーの勢力地図を塗り替える?

投稿日:2020/09/10 更新日:

| 細部を見ると、想像していたよりもずっと魅力的なクルマであるようだ |

さて、昨日折悪しくリークされてしまったマセラティの新型スーパーカー「MC20」。

しかしながら今回めでたく正式発表となり、その価格やスペックが公開されています。

MC20はかつてマセラティが発売した(エンツォフェラーリベースの)MC12の後継モデルという位置づけとなり、マセラティの新しい時代を切り開くクルマでもあります。

搭載されるエンジンは「F1からのフィードバックを反映させた」自社開発のプレチャンバーを有する3リッターV6ツインターボ(630PS)、トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動輪は後輪のみ、0-100km/h加速は2.9秒、最高速は325km/h。

マセラティMC20は複数パワートレインもラインアップ

そして興味深いのは、このMC20について「パワートレーンを複数選択できる」こと。

現時点ではまだ公開・発売に至っていないものの「エレクトリック」版のMC20も用意され、こちらは0-100km/h加速2.8秒、最高速度310km/h、一回の充電あたりの航続可能距離は323km。

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まず発表されたガソリンエンジン版のMC20だと、ボディサイズは全長4,669ミリ、全幅1,965ミリ、全高1,221ミリという数字を持ち、フェラーリF8トリブートに近い体躯です(車体重量は1500kg以下だとされている)。

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さらにはボディ形状のバリエーションとして、来年には「オープン」を追加することも示唆しています。

随所にあふれるマセラティらしさ

マセラティMC20のボディラインは流麗そのもので、このあたりは「ダクトが目立つ」モノモノしい雰囲気を持つライバルに対するアンチテーゼなのかもしれません。

エアロダイナミクスが徹底的に追求され、コンピューター上ではのべ数千時間、人力でも数百時間をかけてデザインの調整がなされている、とのこと(Cd値は0.38)。

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加えてMC20の随所にはマセラティらしさが反映されており、これまで以上に「3」を意識したデザインが用いられています。

この「3」という数字について、マセラティの創業が(アルフィエーリ、エットーレ、エルネストの)マセラティ3兄弟によって設立されたこと、三叉の銛をエンブレムに用いていること等に由来するのだと考えていますが、これまでのグラントゥーリズモ、ギブリ、レヴァンテのサイドギルも「3つ」。

このMC20については、まずホイールが「3本スポークをアレンジしたデザイン」です。

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サイドギルは存在しないものの、ドア上の「MC20」の後ろにある加飾も「3つ」。

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そしてこちらが三叉の銛(Cピラーにこのエンブレムを設置するのはマセラティの伝統でもある)。

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なお、このマセラティの三叉の銛=トライデントについては今回そのデザインがアップデートされており、銛の先端部分が立体的に、そしてその下の「3本の」横線も立体的に、さらにその下の構造も立体的に(断面が台形になっている)。

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ちなみにこちらが今までのマセラティエンブレム。

立体と言えば立体ではありますが、MC20ほどの抑揚そしてメリハリがないようです。

現在、自動車メーカー各社とも、デジタル上での視認性を重視して(ミニ、VWが、日産、ロータス、BMWなどが)立体から平面へとエンブレムを戻す中、これはなかなかに珍しい行動だと思います。

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そしてリアウインドウのスリットも、よく見ると「トライデント」。

(スリットについて)なんか変わった形をしているなあ~と思っていたのですが、どうやら銛を表しているようですね。

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マセラティMC20のインテリアを見てみよう

そしてこちらはMC20のインテリア。

さすがに最新世代のスーパーカーだけあって物理スイッチを極力廃したシンプルな設計を持ち、メインのメーターは10インチ、インフォテイメントシステムも10インチ。

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このカーボン製センターコンソールは一つのハイライトといえそうで、ここにドライブモードセレクター(ウエット、GT、スポーツ、コルサ、ESC OFF)、そしてシフトボタンが備わります。

「マニュアル・トランスミッションを考慮しなかったから」こそのシンプルな設計だと言えそうですね。

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ステアリングホイールのトップとアンダーはカーボンファイバー、サイドはアルカンターラ(フラットボトムでないのはちょっと意外)。

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助手席フットレストはスパルタンなアルミ製。

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スーパーカーと言えども快適性を犠牲にしていないようで、同じカーボン製バスタブシャシーを採用するマクラーレンに比較するとサイドシルはかなり低く設定されています(シートにはサベルトのタグが見える)。

レザーとアルカンターラとが組み合わせられた優雅なデザインを持ち、ドアインナーハンドルはレザー製、かつ随所には美しいステッチが見られ、アルカンターラにもブルーのグラフィックが採用に、そしてオーディオシステムは「Sonus Faber」製。

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そしてこのMC20について驚かされるのは、その価格が210,000ドル(2250万円くらい)からスタートする、ということ。※日本での価格は未発表

カーボン製バスタブシャシーを持ち、630馬力を発生するエンジンに美しいデザイン、そしてディへドラルドア、セクシーなインテリアを考慮するに相当にコストパフォーマンスが高く、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンといった既存スーパーカーメーカーとしても心中穏やかではないかもしれませんね。

マセラティMC20のレビュー動画も続々公開

マセラティは公式発表のために事前に準備を進めていたと見え、今回情報解禁によってユーチューバー、カーメディアからさっそくレビュー動画が登場。

ここでそのいくつかを紹介したいと思います。

参照:Maserati

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  • この記事を書いた人

JUN

人生において戻せないもの、それは4つ。「失われた機会、過ぎ去った時間、放たれた矢、口から出た言葉」。とにかくチャレンジ、しかし紳士的にありたいと思います。

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