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ヒュンダイの内装のクサさったらもう。「腐ったような生臭さで耐えられない」とクレーム頻発もヒュンダイは「ファブリーズすれば問題ない」として一蹴する

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ヒュンダイ(ヒョンデ)パリセード

| ちなみにパリセードはヒュンダイのフラッグシップSUV |

さて、先日その車内が臭くてたまらないというクレームが頻出したヒュンダイ(ヒョンデ)パリセード(Palidsade)。※ヒュンダイは日本での表記を「ヒョンデ」に改めている

これは新車時だと問題はないものの、「気温32度を超えたあたりから異臭が出始める」という報告が多く、その臭さといえば「鋭く化学的で刺激的な、しかし汚泥のような腐ったガーリックのようで不快な」耐えがたいものだとされています。

ヒュンダイの車内が「臭すぎる」として調査の対象に!「化学臭に加え、汚泥臭やニンニクが腐ったような臭いで耐え難い」

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走行性能に関係ないのでリコールにはならないが

なお、ヒュンダイもこの案件については認識しており調査を開始しているとされますが、今のところ根本的な原因はわかっていないようで、おそらくは「レザーから臭っている」というのが有力な説となっています。

そしてこのパリセードは非常に人気が高いために交換対応用の車両も用意できず、よってオーナーの選択肢は「臭いを我慢して乗るか、それとも乗らないか」の二者一択だったものの、今回ヒュンダイが提示した第三の選択肢がなんと「ファブリーズしろ」というもの。

現時点でもっとも有効な対策は消臭剤

ヒュンダイは今回、北米のパリセードオーナーに対してファブリーズのほか「サーフェスクリーナー」「ツェップエアー」「オドエリミネーター」という、パリセードに採用されるナッパレザーを傷めない数種類の特定製品をピックアップしており、ユーザーは自分のクルマをディーラーに持ち込んで「ディーラーにて消臭してもらう」ことを推奨しています。

臭いや音というのは自動車の走行性能に直接の影響を与えるものではなく、保安基準にもひっかからないのでリコールの対象とはならないものの、オーナー含む乗員にとってはそうとうなストレスになるのは間違いなく、このままだと(訴訟大国アメリカだけに)何らかの訴訟に発展するのかもしれませんね。

たしかにシートを交換するとなると相当なコストがかかる

上述のようにその臭いの原因については特定できていないものの、場所としては「シート」だと究明できているようで、しかもその匂いは「シート内側」つまりレザーの裏面、もしくはレザーと中のスポンジに使用されているであろう有機系接着剤から発せられていると考えるのが妥当。

となると、本来であればシートごと交換しないと改善は難しいということになりますが、これはパーツ代、工賃共にヒュンダイにとって相当に重いコスト負担としてのしかかり、ヒュンダイはこれを嫌って「ファブリーズ」を対策として示したのだと思われます。

なお、ヒュンダイはこれまで北米における品質評価で上位を獲得していますが、ここ最近になって上位ブランドのジェネシスと共に「エンジン停止」「炎上」「爆発」といった深刻な問題が多発。

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そして実際に長期走行テストを行わずにクルマを発売していたことも発覚しており、「今後はちゃんとテストする」「社内でも問題を発見した社員にはコーヒー券を進呈する」という対策を打ち出しています。

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ヒュンダイの品質対策は「自動車メーカーとしての責任感から」ではない

ただ、ぼくが思うにヒュンダイが「高品質として評価されていた」のは、ヒュンダイが、品質の高い安全で快適なクルマを作ることこそ社会の一員としての自動車メーカーの責任だと考えた結果ではなく、「たんに北米でクルマを売りたかったから」という商業的理由によるものだを考えているわけですね。

北米ではコンシューマーレポートほか消費者団体の評価が製品の販売に大きく影響すると言われており、販売を有利にするにはここで高評価をゲットすればOK。

よってヒュンダイはこういった調査の「項目」を洗い出し、(入試対策のように)その項目で高評価を取れるようにクルマを作っていたんじゃないか、ということです。

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結果的にそれは「うわべだけ」のものとなってしまい、よってここで自動車の本質的な品質が欠如していることが露呈し始めたのだと考えているのですが、今回の臭いに対する対応についても、本質的な対応(シート交換)を行わず、表面上の対応(消臭)にとどまることからもヒュンダイの品質に対する姿勢(評価項目以外は重要視しない、そもそもユーザー軽視)を垣間見ることができるのかもしれません。

なお、パリセードはヒュンダイのフラッグシップSUVであり、2020年には合計6万台を売り上げる人気モデルである、とのこと。

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参照: The Drive

 

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