| こういった仕様へと自由に改造できるアメリカが羨ましい |
さて、アメリカはテキサス州より、「ハンティング仕様の」トヨタ・プリウスが登場。
これは「見た目」ではなく「実用性」を重視したもので、製作したのはハンティング用の特殊車両を手掛ける現地のスターウッド・カスタム社だと報じられています。
なぜ「(顧客が)プリウスをベースに選んだのか」は不明で、いかに大径タイヤを装着したといえども最低地上高はSUVやピックアップトラックに比較して高く取ることはできず、走破性を考えると様々な苦労もありそうですね。
ただし「狩猟用プリウス」ははじめて
なお、多くの顧客が「狩猟用に」と改造を依頼するために持ち込むのはピックアップトラックであり、そのためスターウッド・カスタム社にとっても「ハンター仕様のプリウス」を製作したのはこれがはじめて。
まず車体はマットグリーンにて塗装されていますが、これはパウダーが混入された「ザラっとした」ヘビーデューティー仕様。
反射物をなくすためか、「HYBRID」バッジはマットブラックに。
フロントにはぶっといスチール製バンパー、そしてウインチを装備。
フロントアンダーにはロックガードも装着済み。
ボンネット上にはラックも。
ルーフ上にもラック、そしてスペアタイヤ。
車体そのものが「狩猟用」
最も大きく手が入るのは車体後部。
荷室に該当する部分はスッパリと切り取られ、かわりにベンチやフレームが組まれ、狩猟用の銃器のための銃架も備わるようですね。
なお、径の大きなマッドテレーンタイヤを装着し、ホイールにはビードロックを備えるので、かなりな奥地にまで入ってゆく予定があるのかもしれません。
この「車体後部ベンチ化」によって車内の収納スペースが削られたということになりますが、もともと撃った獲物を車内に乗せるわけではないと考えられるので、フロントのラック等へと獲物を載せることを想定しているのでしょうね(アメリカのカスタムで、車体後部に突出した”外付け”ラックを溶接したりするカスタムが多いのは、こういった獲物を載せることを考えたからなのかもしれない)。
なお、アメリカは世界でも有数の「ピックアップトラックが好まれる国」ではありますが、その理由のひとつとして、「銃社会であり、狩猟を行う人が多い」ということも関係しているのだと考えられます。
合わせて読みたい、関連投稿
-
【動画】スクラップにされる寸前のホンダ・シビックシャトルを5万円で買い取りオフローダーとして再生させた男!今ではネット上のヒーローに
| 人もクルマも、先には何が待ち受けているかわからない | ユーチューバー、BoostedBoizの製作したシビック「ウォー・ワゴン」がスゴいと話題に。これは1991年製のシビックワゴン(日本だとシビ ...
続きを見る
-
【動画】マツダ・ロードスターを究極オフローダーへとカスタム!さらにスーパーチャージャーで武装した男が登場
| マツダ・ロードスターを究極オフローダーへと改造した男が登場 | 世の中には様々な改造を行う人々がいますが、その中でもとくにアメリカで人気が高いのが「オフロード化」。 これまでも様々な ...
続きを見る
-
また出たベントレー・コンチネンタルGT魔改造。ベンテイガもびっくりのオフローダーに
| ベントレー・コンチネンタルをオフローダーに魔改造 | ベントレー・コンチネンタルGTをオフローダーに魔改造してしまった車両(ベンテイガではない!)がオランダにて販売中。 以前にアメリカで販売されて ...
続きを見る