| テックアートだとどんな過激なチューンでも安心感がある |
さて、ポルシェを専門に手掛けることで知られるチューナー、テックアート。
単なるエアロパッケージの提供に留まらずエンジンやサスペンションのチューン、はてはコンプリートカーの製作までも手掛けていますが、今回はパナメーラ / パナメーラ・スポーツツーリスモ向けのチューニングパッケージ、「グランドGT」最新版を公開。※テックアートは一貫し、パナメーラ向けのチューニングプログラムに「グランドGT」の名を与えている
80ミリワイド、+182馬力
なお、テックアートは過激極まりないチューニングを行うことでも有名で、今回のグランドGTにおいては、パナメーラGTSだと+182馬力(669馬力)、パナメーラ・ターボSでは90馬力(720馬力)も出力が向上。
これによって0−100km/h加速はパナメーラGTSだと3.4秒、パナメーラ・ターボSだとなんと3.0秒というスーパーカー並みの数値へ。
ちなみに最高速はパナメーラGTSが305km/h、パナメーラ・ターボSでは315km/h。
その外観も出力向上に見合ったもので、ドアとルーフ以外はほぼ手が入っている模様。
フロントバンパーは「まるごと」入れ替えられ、冷却のために大きく口を開けた専用デザインへ。
フロントフードはパワードームそしてエアアウトレットが設けられ、大きく「うねった」形状に。
フロントフードは表裏ともにカーボンファイバー製。
ホイールアーチにはエクステンションが装着され、フロントでは50ミリ、リアだと80ミリワイドに。
タイヤ/ホイールは大きく外に出され、車高もガツンと落とされているようですね。
リアバンパーそしてリアディフューザーも専用品へ、そしてもちろんエキゾーストシステムも交換済み。
ホイールは3種類
今回、テックアート「グランドGT」向けに用意されるホイールは3種類(21〜22インチ)。
こちらは力強く現代的なデザインを持つデザイン。
マルチスポーク。
肉抜きが施された(おそらく)軽量タイプ。
テックアート「グランドGT」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはテックアート「グランドGT」のインテリア。
これまでのテックアートが手掛けたクルマに比較するとかなり地味と言えるかもしれません。
それでもステアリングホイールやシート、ダッシュボード各部が「ヘキサゴン」風のデザインを持つレザーへと張り替えられ、スポーティーかつシックな雰囲気へ。
そのほかカーボン製トリム、専用マット等が用意されています。
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参照:TechArt