| 徹底して色味を排除したエクステリアは新しい |
TAGモータースポーツによる、テックアート”フルカスタム”ポルシェ911カレラSカブリオレが公開。
テックアートはかなり早い段階から992世代の911向けのカスタムパーツを発売していますが、この車両はそれらパーツを「もれなく」盛り込んだ仕様となっています。
なお、テックアートが公式にてリリースした911カレラSカブリオレの画像は「ボディカラーがブラック」でしたが、このシルバーの個体はまた違った雰囲気を持つようですね。
テックアート製ポルシェ911カレラ用パーツは日本でも発売中
画像を見る限りだと、この個体はテールランプ、ハイマウントストップランプから「レッド」を排除しており、リアバンパー下部からもリフレクターを取り外すなど、とにかく色味を排除した仕様が特徴的。
これらエアロパーツについては既に日本でも発売が開始されており、たとえばフロントスポイラーだと210,000円、フロントエアフレイム125,000円、エアアウトレット65,000円、サイドスカート210,000円、リアディフューザー165,000円、リアバンパーインサート70,000円、リアスポイラー65,000円、リアウイング750,000円、といった価格設定を持っています。
そのほかローダウンスプリング(70,000円)やエキゾーストシステム(チタン製で114万円!)も装着済み、とのこと。
なお、ホイール(フォーミュラV)はフロント用が1本240,000円、リア用だと1本270,000円。
リアの「PORSCHE」文字は「TECHART」へと入れ替え(ブラックとシルバーがあり、それぞれ65,000円)。
この911カレラSカブリオレについて、外装は「シルバーとグレー」でまとめているのに対し、インテリアでは「レッド」を積極的に使用しているように見えるのが面白いところ。
なお、テックアートではインテリア関連のカスタムパーツも多数発売しており、スポーツステアリング(240,000円、純正下取り)、インテリアキットI~II(270,000円~320,000円)も用意されています。
992用テックアート製パーツには無限の可能性が
992用テックアート製エアロパーツはかなり複雑な構成を持っていて、フロントだと「レイヤー」となっているパーツも。
そのため、レイヤーによってカラーを変更するなどのオリジナリティも出すことができ、同じパーツを装着しても、ボディカラーや組み合わせるカラー、その人のセンスによって全然違う仕様となるようですね(フロントスポイラーはなんと13ピース)。
リアだとこう。
テックアートのオフィシャルフォトを見る限りでは「塗り分け」を積極的に推奨しているようですね。
インテリアもエクステリア同様、パーツ単位でのペイントを押し出しています。
参照:TechART