| フェラーリ812コンペティツォーネはサーキット志向ということもあって通常モデルよりも選択肢が少ない |
さて、フェラーリが早速812コンペティツォーネのカーコンフィギュレーターを公開。
812スーパーファスト/812GTSのプログラムをベースにしていると思われるため「簡易版」にとどまりますが、それでも全ボディカラーや内装色が公開されており、ここでその内容を見てみたいと思います。※オープンモデルの「コンペティツォーネA」のほうはまだコンフィギュレーターが公開されていない
フェラーリ812コンペティツォーネのボディカラーは16色
フェラーリ812コンペティツォーネに用意されるボディカラーは16色。
通常ラインナップだとだいたい26-27色が用意されることが多いのですが、812コンペティツォーネは「かなり少なめ」ということになりますね(通常モデルで用意される”ヒストリックカラー”が少ないようだ)。
フェラーリ812コンペティツォーネに用意されるボディカラー
- GIALLO MODENA
- ROSSO SCUDERIA
- ROSSO CORSA
- ROSSO MUGELLO
- BIANCO AVUSNERO
- BLU POZZI
- GRIGIO INGRID
- GRIGIO ALLOY
- ARGENTO NURBURGRING
- GRIGIO TITANIO METAL
- GRIGIO SILVERSTONE
- NERO DAYTONA
- BLU ABU DHABI
- BLU TOUR DE FRANCE
- GRIGIO COPMETIZIONE
やはり「レッド(ロッソ)」系も多く、レースにちなんだ「ロッソ・スクーデリア」「ロッソ・コルサ」「ロッソ・ムジェッロ」の3色がラインアップ。
-
フェラーリはどれだけレッドが好きなのか!現在選べるレッドは11色、そしてそれぞれの違いはこうなっている
| ポルトフィーノMだと標準色28のうち、8色がレッド系 | さらに「テーラーメイド」ではほぼ無限のレッドの選択が可能だと思われる さて、フェラーリというと「レッド」というイメージがあるかと思いますが ...
続きを見る
そして最近のフェラーリらしく、シルバー/グレー系が最多。
ニューモデル発表時に用意されるイメージカラーについて、今回は「グリージョ・コンペティツォーネ」が採用されています。
ブルー系も3色。
ただしマクラーレンやランボルギーニのような明るいブルーは用意されず、オレンジや明るいグリーンが無いのもフェラーリの特徴です。
フェラーリ812コンペティツォーネの足回りはこうなっている
次はフェラーリ812コンペティツォーネの足回り。
ホイールは3種類が揃い、カラー違いも含めて6パターンを選べます。
「カーボンホイール」が選べるのも最近のフェラーリの特徴です。
-
フェラーリ「488ピスタに採用されるカーボン製ホイールは、軽量化のために塗装していない」
フェラーリはホイール軽量化のため、地球の裏側にまでその答えを求めに行った フェラーリが、公式コンテンツTOFM(The Official Ferrari Magazine)にて、488ピスタに採用され ...
続きを見る
ブレーキキャリパーは3色のみで、通常モデルで選べる「シルバー」「ブルー」が選択できないようですね(812コンペティツォーネはサーキット志向モデルなので、カスタマイズ性はさほど重視していないのかも)。
サイドウォールの「イエローライン」について、「無し」も選択可能です。
フェラーリ812コンペティツォーネの外装オプションはこうなっている
フェラーリ812コンペティツォーネの外装オプションだと、「カーボンパッケージ」が用意されており、これはボディ下回り(フロントスプリッタ~サイドステップ~リアディフューザー)、ダクトなどがカーボンファイバーへと置き換えられるもの。
通常ラインアップで選択できる「エキゾーストパイプのフィニッシュ」について、812コンペティツォーネでは設定がないようですね。
こちらはカーボンパッケージ「なし」。
そしてフェラーリ812コンペティツォーネならではのオプションが「ストライプ」。
シルバーと・・・。
イエローを選択可能。
そしてちょっとわかりにくいのですが、ボンネット上のブレードのエッジをシルバーにしたり・・・。
イエローにすることも可能です。
フェラーリ812コンペティツォーネの内装オプションはこうなっている
フェラーリ812コンペティツォーネの内装について、シート形状は「レーシングカーボンシート」のみで、パターンはダイヤモンド(格子柄)、デイトナ、スタンダードの3パターン。
シート表皮や内装の素材はアルカンターラのみ、そして選択できるカラーは9色のみ。
このあたりもサーキット思考モデルらしく「選択が絞られている」ところですね。
なお、フロアマットについては「縁取りあり/なし」が選択可能。
メーターパネルについてはレッド、イエロー、ホワイト、アルミを選ぶことが出来ますが、通常ラインアップにある「ブラック」が設定されていないようですね。
そのほか、エアコン吹出口などをカーボンファイバーへと変更でき、ダッシュボードセンターのエアコン吹出口周辺については「ブラック」「レッド」「ブルー」へと変更できます。
ボクがフェラーリ812コンペティツォーネに乗るならこの仕様
そしてもしぼくが(すでに売り切れなので、その可能性はゼロですが)フェラーリ812コンペティツォーネに乗るならば、と思って選んだのがこの仕様。
ボディカラーはゴールドっぽい「グリージョ・イングリッド」、そしてブレーキキャリパーやブレードには「イエロー」。
これは375MMピニンファリーナ・ベルリネッタ(1954)、通称「フェラーリ375MMピニンファリーナ・バーグマン・クーペ」とも呼ばれたフェラーリに採用されたボディカラーですが、この車両そのものは、映画監督であるロベルト・ロッセリーニ氏が女優のイングリッド・バーグマンに贈ったスペシャルモデルです。
なお、フェラーリの限定モデルについては、ロッソ系でなくとも高く売れるケースが多く、とくにこういった「他の人が選ばないようなボディカラー」のほうが生産台数が少ないため、その価値が高いとみなされることが多々ある模様。
一方でインテリアは「アルカンターラ・ロッソFX」で華やかに。
合わせて読みたい、フェラーリ関連投稿
-
フェラーリ・ローマのコンフィギュレーター公開!ひとまず”自分仕様”を作ったので、これを持って見積もりを取得してこようと思う
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49800315768/in/dateposted-public/ さて、先日国内でも正式発表されたフェラーリ「 ...
続きを見る
-
フェラーリが新型車「ポルトフィーノM」のコンフィギュレーター公開!ボクはこんな仕様を選んでみた
| あまりに市場のポルトフィーノMに対する反応が静かすぎる | さて、先日突如として発表されたフェラーリのニューモデル、ポルトフィーノM。エンジン出力アップ、8速DCT採用、5ポジションのドライブモー ...
続きを見る
-
フェラーリSF90ストラダーレのコンフィギュレーター公開。ボディカラーは26色、内装は15色から選択可能
| それで満足できなければカスタムプログラム「テーラーメイド」も | フェラーリSF90ストラダーレのカーコンフィギュレーターが公開に。現時点ではまだ本国バージョンのみですが、その内容もほかのモデルに ...
続きを見る
参照:Ferrari