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これはボクの知っているタイプRじゃない!ホンダ・インテグラ「タイプR」のCGが公開される。ここでこれまでのインテグラ4世代を振り返ってみよう

2021/08/06

ホンダ・インテグラ・タイプR

| タイプRはやっぱり「チャンピオンシップホワイト」「赤バッジ」でないと |

なお、現在のホンダのラインナップにはインテグラがの居場所はないようだ

さて、これまでにも数々の「もしも」系レンダリングを作成してきたスケッチモンキー氏。

「トヨタMR2後継」「マツダRX-7後継」「レクサスLFA後継」などが作品として公開されていますが、今回は「インテグラ タイプR」のレンダリング。

ただ、ぼくとしてはちょっと異議があり、そもそもボディカラーやホイールカラーがチャンピオンシップホワイトではないこと、フロントやホイールのホンダマークがレッドでないことなどに違和感を覚えます。

しかしながら、このスケッチモンキー氏はアメリカ人のようなので、アメリカではタイプR=「チャンピオンシップホワイト」「赤バッジ」という認識が薄いのかもしれません。

なお、このCGは新型シビックをベースにしており、しかしインテグラらしいシャープな顔つき、スポーティーなシルエットを持っています。

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シビック・クーペとのポジショニングが微妙だが

現在インテグラは日本のみならずアメリカでも販売が終了しており、直接の後継は存在しない状態。

4ドアだとアキュラILX、2ドアだとシビック・クーペが近いかもしれません。

現在ホンダはインテグラを復活させる計画はないものと思われ、復活したとすると「高価格化した」シビックの上に位置することになると思われるので、かなり高価なクルマとなってしまう可能性もありそうですね。

インテグラはこんな歴史を持っている

ここでインテグラの歴史を振り返ってみたいと思いますが、初代インテグラは1985年に「クイント・インテグラ」として登場。

ちなみに「インテグラ」はホンダがバイク(のサブネーム?)に用いていた名称で、実際のところホンダは「ストリーム」「トゥデイ」「ビート」など、いくつかの名称を「二輪と四輪の両方で」用いています。

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そして二代目は1989年に登場していますが、この頃の日本車は4年毎にフルモデルチェンジを行うのが通例で(今だと信じられないようなハイペースだったな・・・)、とくにトヨタ・マークIIな「オリンピックイヤー」ごとに登場しており、買い替え次期を判断しやすいクルマでしたね。

ちなみにこの二代目インテグラのTVコマーシャルにはマイケル・J・フォックスが起用され、「カッコインテグラ」のコピーで知られています。

参考までに、新型シビックはこの頃のホンダのデザインへと回帰しようとした模様。

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三代目インテグラは1993年に「丸目四灯」という異色の顔つきでデビューしていますが(アルファロメオGTVを意識したのかもしれない・・・)、その後マイナーチェンジで二代目同様の横長ヘッドライトへ。

これにあわせてインテグラ初の「タイプR」が登場しており、日本仕様は横長ヘッドライト、北米仕様は丸目四灯を採用し、それぞれ異なる顔つきに。

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ウソのような本当の話!ホンダ・インテグラ・タイプRを競売で落札→直後に出品者がクラッシュさせて納車ができなくなる・・・。

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そして四代目インテグラは2001年に登場し(アキュラブランドではRSX)、三代目に続いてタイプRが設定されています。

フロントサスペンションが(コスト削減のため)ダブルウィッシュボーンでなくなったのはちょっと残念で、ぼくとしてはこれが理由で「インテグラ・タイプRといえば三代目」だと考えています。

そしてこの四代目インテグラは2007年まで販売が継続されるものの、それ以降はご存知のとおり後継モデルはなく、復活が望まれる車種の一つとなっています。

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参照:The Sketch Monkey(Facebook), HONDA

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