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BMWがM4 CSLに加え、さらにハードなM4限定モデルの投入を計画しているようだ!M部門50周年記念車として少量を生産し、MT搭載の可能性も

2021/12/30

BMW M4

| 今後の価値を維持し、上昇させることを考えるならば「MT以外」の選択肢はない |

ただしBMWはハイパワーに耐えうるマニュアル・トランスミッションを持たないと報じられる

さて、2022年はBMWのモータースポーツ部門「M」にとって記念すべき50周年となりますが、すでにM専用モデル「コンセプトXM」が発表されたほか、エクストリームなスーパースポーツが少量限定にて販売されるというウワサも。

加えて今回出ているのが「特別な限定生産のM4が登場する」というウワサで、この話を信じるならば、「M4 CSLをさらにスパルタンにし、マニュアル・トランスミッションを搭載する」ことになるもよう。

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台数ではなく「期間限定生産」?

このウワサはBMW専門掲示板にて投稿されたものであり、そしてその投稿者は同フォーラムの中では「確実な情報をもたらす人物」として定評があるといいます。

そして投稿では「コンフォートアクセス、パーキングセンサー、電動シートなど、いくつかのオプションが削除される」ともコメントしていて、これらが実現すれば軽量なM4 CSLよりもさらに軽量なモデルが誕生するということになりますね(CSL=クーペ、スポーツ、ライト)。

さらに投稿では「マニュアル・トランスミッションが用意される」という注目の発言もあり、これが事実であれば、M4コンペティション、M4 CSLでは選べないマニュアル・トランスミッションを選択できるということになるため、これはちょっとした一大事かも。

ちなみに本国でラインアップされる「素の」M4ではマニュアル・トランスミッションを選べるものの、パワフルなM4コンペティションではMTを選択できず、その理由については「一定のトルク以上になると、BMWの持つマニュアル・トランスミッションが耐えることができない」ためだとされ、つまり「売れないから」という商業的な理由ではなく、「物理的に対応できない」ということに。

そう考えると、今回のウワサとして出てきた「ハードコアモデルにMTを搭載」するには道が2つしかなく、ひとつは出力を「素の」M4同等まで下げるか(特別モデルだけにこれは考えにくい)、もしくはこのモデルのために特別にトランスミッションを用意するか(これもまた考えにくいが、こちらのほうがありうる選択肢)ということになりそう。

ただ、エレクトリック時代になると、マニュアル・トランスミッションは「無用」となってしまうので存在する意味を失ってしまい、よってMTを作ることができるのは「今だけ」。

そう考えると、のちの時代になればMT車がその希少性から価値を上げるのは自明の理でもあり、「長い目で見るならば」損得抜きでMT車を「ガソリン世代最終記念限定モデル」として発売することが「理論的でないようでいて、一番理論的」なのかもしれません。

BMWのマニュアル・トランスミッション

加えてこの情報源は、「この限定モデルは2022年11ヶ月から数カ月間かけて生産される」ことにも言及しており、期間限定受注、もしくはその期間に生産できる台数のみを限定販売するのかもしれません。

いずれにせよ、BMWがM部門の50周年を祝うべく大きな動きを見せていることは間違いなく、XMの発表しかり、M3ツーリングの発売しかり、(実現するかどうかわからない)謎の限定モデルのウワサしかり、そして2022年のみの限定エンブレム導入、さらにはカスタムカラーの拡大やグラフィックの自動ペイント化など、これまでに無い動きが見られているのは「間違いがない」ところですね。

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参照:g80.bimmerpost

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