| シートやハンドルバーが変形し、2つのライディングポジションに対応 |
マツダは過去に自転車のコンセプトモデルを公開したことがある
さて、インダストリアルデザイナーのセドリック・ルブロイ氏が「マツダ・モーターサイクル・ヴィジョン」を公開。
これは「侍(サムライ)」にインスパイアされており、その二面性に注目してデザインが行われた、と紹介されています。
その二面性のひとつは「厳しい修行において身に付けた自己制御能力」、そしてもうひとつは「戦いにおいてすべてを出し切るその激しさ」。
つまりは「静と動」といいかえてもいいかもしれません。
マツダ・モーターサイクル・ヴィジョンはこんなバイク
そしてサムライの持つ二面性を表現するにあたり、このマツダ・モーターサイクル・ヴィジョンは「2つの形態」へと変形可能。
ひとつは通常走行時の「シートにまたがる」という(普通のバイクの)形態です。
そしてもうひとつはシートを「レス」にし、つまりはモトクロス競技用バイクのように「立って乗る」スタイルですね。
それぞれの形態ではハンドルバーの位置も変更され、乗車姿勢そのものが大きく変わるようです。
もちろんこの作品はデザイナー氏が考案しただけで「公式」ではありませんが、マツダは過去に(バイクではないものの)公式にて「自転車」を公開したことがあります。
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その他にはこんなバイクも提案されている
なお、このセドリック・ルブロイ氏はバイクのレンダリングを専門的に公開しており、「インディアン」の現代版も作成しています。
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「プレミアム」「ヘリテージ」「アイコニック」「イージーメンテナンス」「エレクトリック」をキーワードにデザインされ、2030年モデルをイメージしているのだそう。
こちらはシトロエンのコンセプトバイク(4輪なのでバイクとは呼ばないかも)。
シトロエンのマイクロEV、「アミ」にヒントを得て、同様のコンセプトにて作成されたようですね。
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