| 「カヴァルケード」というと、いつもボクはあのときのことを思い出す |
カヴァルケード記念特別フェラーリは「あと3台」
さて、フェラーリは先日「カヴァルケード10周年」を記念して5つの特別仕様車を発表するとコメントしていますが、今回はそのうちの「2つ目」が公式に公開。
まだ実車が製造されていないのだと思われ、レンダリングのみでの公開となっていますが、この仕様は「ロッソ・タオルミナ」と命名され、エトナ山からインスピレーションを得た、とのこと。
なお、エトナ山はイタリアにあるヨーロッパ最大の活火山で(ノアの洪水のきっかけとなった説がある)比較的頻繁に噴火しており、このボディカラーはエトナ山の表面の土をイメージしたようですね。
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5つの特別モデルは「カヴァルケード」のツアー先へのオマージュ
なお、「カヴァルケード」とはフェラーリの主催するイベント(ツアー)であり、本国イタリアそして他の国でも開催がなされています。
今回の5つの特別仕様モデルはイタリア本国で開催されるカヴァルケード開催中にめぐる景勝地を意識していて、第一弾はカプリ島、そして第二弾はこのエトナ山。
ちなみにこのカヴァルケードに参加するにはフェラーリからの招待状が必要だといい、応募したとしても審査があってそこから「落とされる」可能性が高いのだそう。
イベントには100台を超えるフェラーリが参加するそうで、こんな感じでまさに圧巻。
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ちなみにですが、ぼくが以前イタリア(ボローニャ)を訪れた際にちょうどこのカヴァルケードが開催されていて、その際に搭乗していたエミレーツ航空のビジネスクラス(ドバイからボローニャへの直行便)にはフェラーリのウエアを着た人が散見され、「なんでだろうな」と思ったことも(そのときはカヴァルケードが開催されていることを知らず、現地に入ってはじめて知った)。
なお、ぼくは(必要な時に)エセセレブっぽい格好をすることがあるのですが、そのときもやはりエセセレブっぽい服装と小物を身に着けていて、(帰りの便の)ビジネスクラスのラウンジにて、ドバイの高貴っぽい人から「あなたもカヴァルケードに参加していたのですか?」と声をかけられることに。
おそらくはそのときぼくが身につけていた小物などを見て、その人は(ぼくが)フェラーリオーナーだろうと判断したのだと思われ(その人達は3人いて、皆オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノグラフを身に着けており、ぼくもそうだった)、そのときにその人が掲げてみせたのがカヴァルケードの参加者がフェラーリからもらう高級そうなバッグ(もちろん参加費に含まれている。話をしたところ、そのほかにもいろいろな特典があるようだ)。※そのバッグを見せ、お前もか?的にニヤリと笑ったその顔を今でもよく覚えている
なお、その人は行きの便でもぼくを見かけており、そして帰りの便も同じだったのでぼくに声をかけてみたそうですが、あいにくぼくはフェラーリオーナーではなく「いや、ボクは馬ではなく牛のほうなんですけどね」というと、それはそれで大きく盛り上がってしまい、「じゃあウチにクルマを見に来いよ」ということでドバイに到着した後にいそいそとガレージを拝見しに行ったという経験をしています(これが、高価な腕時計を身につけていて、唯一特別な体験をした例でもある)。
ちなみに本人曰く”王族関係者”らしく(真偽はわからないが、自宅やガレージを見るとそうなんだと思う。ただ本人の名や特徴、そのコレクションの内容などは明かすことを止められている)、「日本に帰ったらフェラーリを買うから、次はカヴァルケードで会おう」と固く約束を交わしたものの、まだそれは実現していません。
フェラーリSF90ストラダーレ「ロッソ・タオルミナ」はこんな仕様を持っている
すっかり話がそれたものの、こちらがその「エトナ山を意識したフェラーリSF90ストラダーレ」。
深いレッドのボディカラーに鮮やかなレッドのラインが入り、ブレーキキャリパーもレッド。
カーボンファイバー製パーツ装着にルーフはグロスブラック、ホイールはマットブラックのように見えます。
フェンダーにはフェラーリのシールドエンブレム、ホイールセンターキャップも本社所在地であるモデナ市のカラーである「イエロー」。
インテリアもまたレッドとブラックにて構成され、レザーにアルカンターラ、カーボンが使用されています。
シートのセンターにはパーフォレイト(穴あき)加工が施されており、その奥にはレッドが除くというオシャレスペック。
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