| ここまでシックに仕上げられたマクラーレン・セナも珍しい |
なかなかこのカラーリングは凡人には思いつかない
さて、マクラーレン・セナは500台のみが製造されるハイパーカーですが、そのうち20台は「セナLM」だとされています。
このセナLMについては謎が多く、というのもマクラーレン自身が明確にその存在について触れられておらず、よってオーナーやディーラー単位で発信される情報でしかそのディティールがわからないため。
そしてそれらを見る限りでは、専用デザインを持つフロントバンパー、ルーバー付きのフロントフェンダー、ルーフ上のシュノーケル、マクラーレンF1 HDF風のホイール、ボディサイドの(ガラスではない)カバー、4本出しのテールパイプなどを見て取ることができますが、今回紹介するセナはそういった「セナLM」の持つ特徴が与えられた特別な一台です。
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セナLMスペックを持つセナはこんな仕様を持っている
このマクラーレン・セナはちょうど納車されたばかりだといい、インスタグラムユーザー「keimirai」なる人物によって画像が投稿されています。※オーナーさんは日本人のようだ
画像を見る限りでは、セナLMと同様のルーバー付きフロントフェンダー、ドアパネル、クワッドテールパイプ、マクラーレンF1風のホイールが装着されていますが、その多くが「オレンジ一色」にペイントされているセナLMとは異なってアンニュイなグレーのようなブルーのようなボディカラーを持ち、ボディサイドやテールの一部に明るいブルーが用いられているようですね。
ホイールもちょっとだけブルーが入っているようにも見え、ブレーキキャリパーはシルバー。
ルーバーやリアフェンダーのフィンの裏側にも鮮やかなブルー。
こういった同系色のカスタムには惹かれるものの、ぼくはつい、いつも「コントラスト強め」な仕様でオーダしてしまうことになり、しかしいつかは挑戦してみたいカスタムでもあります。
シートのシェルもボディカラー同色にペイントされ・・・・。
パドルやダッシュボードにも鮮やかなブルー。
キーにもボディカラーと同様のペイントスキームが用いられています。
全体的にに見てセナとセナLMとの中間といった感じですが、セナLMほども「ストイックなサーキット志向」ではなく、しかしそのぶんオシャレさも感じさせるという「いいとこどり」な一台だと思います。
制作したのはMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)とのことですが、おそらくは数千万単位のカスタムコストがかかっているものと思われ、まさに特別なセナということになりますね。
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参照:keimirai