| 007映画とランドローバーは1987年の「007 / オクトパシー」以降パートナシップ契約を結んでいる |
今後はヴィラン用ではなくジェームズ・ボンド用としてのランドローバーを見てみたいものだが
さて、ランドローバーが映画「ジェームズ・ボンド」シリーズ60周年を記念して特別にデザインされたディフェンダーベースのラリーカーを発表。
この車両は2022年3月26日に開催される「2022ボウラー・ディフェンダー・チャレンジ」に出場し、3度の英国ラリーチャンピオン、そして007映画にてスタントドライバーを務めるマーク・ヒギンズがドライブする、とのこと(コ・ドライバーはクレア・ウィリアムズ)。※マーク・ヒギンズは「慰めの報酬、スカイフォール、スペクター、ノー・タイム・トゥ・ダイ」の4作品にてスタントドライバーとして映画に参加
ジェームズ・ボンド作品は今年で60周年
007映画は1962年10月5日に公開された「ドクター・ノオ(ショーン・コネリー主演)」にはじまり、それから60年もの間に25作品を数えるに至っていますが、今回発表された特別仕様のディフェンダーのボンネットとテールゲートには、そのタイトルがずらりと記載されています。
ちなみにランドローバーと007映画は1987年の「007 / オクトパシー」以来ずっとパートナーシップ契約を結んでいる、ともアナウンスされています。
加えてボディサイドとルーフにはゴールドとブラックにて「60」の数字と007のオフィシャルロゴを組み合わせたグラフィックが描かれます。
このラリー仕様のディフェンダー90は、ワンオフのカラーリングのほか、エンジン冷却効果を高めるグリルやインテーク、LEDバーが追加され、さらにはスポーツエグゾースト、リアスポイラー、マッドフラップ、オールテレーンタイヤを装着した18インチホイールといった特徴も。
一方、追加されるだけではなく、テールゲートからはスペアタイヤが取り外されるといった変更もあるようですね。
なお、ラリーを走るために特注のサスペンションが装着されており、キャビンにはロールケージとレーシングバケットシートが追加されて安全性が高められることになり、一方で搭載されるエンジンには変更がなく、最高出力296ps(221kW/300PS)を発生する2.0リッター4気筒ターボエンジン、そしてトランスミッションもノーマル車と同じ8速オートマチック。
「ボウラー・ディフェンダー・チャレンジ」での活躍、そして続報に期待したいと思います。
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