| トヨタにしてはかなり手際のよろしくない展開と言わざるを得ない |
どうやらイベント開催後に「なにか」が起きたようだ
さて、トヨタは初のEV専用設計を持つ電気自動車「bZ4X」を発売していますが、これは「購入」することができず「リース」のみでしか乗ることができないクルマ。
そしてトヨタは自社にてキモ入りのリースプログラム「KINTO」をスタートさせていますが、bZ4XはこのKINTOでしか取り扱いがなく、(思いっきり不振の)KINTOの普及促進のためにbZ4Xを活用しているとも考えることができるかもしれません。
そこでKINTOはこのbZ4Xの試乗会を開催することとなっていますが、これは東京・大阪・愛知にて開催を予定し計600組を募集していて、ぼくは大阪の試乗会へと申し込み、実際に6月26日に試乗する運びとなっていたわけですね。
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ただしそこから一方的なキャンセル
ちなみにですが、6月26日というと「フェラーリ・レーシング・デイズ 2022」が開催される日でもあり、こちらへの参加をお誘いいただいていたものの、ぼくは先にトヨタbZ4Xの試乗を予約していたため、やむなくお断りしていたという事情も。
つまりはそれだけぼくはトヨタbZ4Xに期待していたわけですが、このトヨタbZ4X試乗の3日前の6月23日にイキナリ「日程調整KINTO×bZ4X 試乗・相談会をキャンセルしました」というメールが届くことに。
「いったい何ごと?」と思ってメールを開いてみると一方的にイベントそのものをキャンセルしたという記載があり、「別信でご連絡させていただいた通り」とはあるものの、このメールの他にはなんら連絡がなく、ぼくとしては「えぇ・・・」といった感じです。
なお、このbZ4X試乗イベント自体は6月23日から開催されているので、開催初日に「想定外の何かがあった」ということになりそうですね。
結局は個人情報を取られただけで終わることに
このトヨタbZ4Xの試乗に際しては個人情報などを入力する必要があり、どのような事情があったのかはわからないものの、イベントそのものがキャンセルとなってしまった以上は「個人情報を取られただけ」になったというのも事実であって、何ら説明がないことについてはちょっと不信感をいだいています。
ちなみに愛知・東京のイベントにおいてはまだ試乗予約を受け付けていますが、これらは今のところ開催される見込みとなっていて、しかし大阪のイベントが今後「仕切り直し」になるのかどうかは一切不明。
無料のイベントですし、様々な事情があると思うので、キャンセル自体について文句を言うことはできないと考えているものの、フェラーリのイベントを断ってまでbZ4Xの試乗を楽しみにしていたというぼくのような人もいるので、もうちょっとちゃんとした説明があってもよかったのかも。
なお、イベントが仕切り直しになった際の対応にも注目していて、参加予定だった人に対して優先的に案内したりという対応があればいいのですが、そうでなければさらに不信感が募ることになりそうです。
ちなみにこのbZ4Xの試乗は1組あたり30分に設定され、試乗そのものは15分、試乗後にはKINTOを通じてbZ4Xのリース契約を行う方法などについて説明があるとされ、ここで色々と聞いてみたいことがあっただけに、なおのこと残念でもありますね。
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