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ラディカルが「究極のレーシングカー」、SR3 XXRを発表!1トンあたりの出力は350馬力、完全自社開発のエンジンを搭載

2022/12/22

ラディカルが「究極のレーシングカー」、SR3 XXRを発表!1トンあたりの出力は350馬力、完全自社開発のエンジンを搭載

| かつてラディカルはニュルブルクリンクでは無敵の強さを誇っていた |

このクルマを乗りこなすには相当な腕前が要求されそう

さて、社名からして過激そのもののラディカル(Radical)。

KTM同様にラインナップの多くがレーシングカーというメーカーではあるものの、その公道走行可能なモデルが長らくニュルブルクリンクの上位を占めていたというのはよく知られることろです。

そんなラディカルですが、今回レーシングバージョン「SR3」のハードコアバージョンとなる「SR3 XXR」を発売する、と発表することに。

ラディカルSR3 XXRはバイオフューエルでの走行が可能

ベースとなるラディカルSR3は累計1,500台以上を販売したとされ、ラディカルにおいては最も成功した製品のひとつとなっているそうですが、今回発表されたラディカルSR3 XXR最大のトピックは完全自社設計の新型1.5リッターエンジンで、これは出力232馬力を発生し、バイオ燃料での走行が可能という特徴を持っています。

なお、バイオ燃料対応のエンジンは(ラディカルでは)これが初なので、SR3 XXRはラディカルとして初のバイオ燃料走行が可能なレーシングカーということになりますね。

トランスミッションは6速シーケンシャル、そしてもちろん駆動輪は後輪のみ。

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そのほか、SR3 XXRでは、SR3にはオプションとして用意されていた「レース環境下で車速をピット制限速度に保つピットリミッター」が標準装備となっており、外観だとLMマシンにPにインスパイアされたセンターテールのシャークフィンも新たに採用され、ラディカルによれば、このシャークフィンによって空力的な改善がなされ、コーナー進入時とコーナリング中の安定性を向上させるといい、オプションとして、カーボンファイバー製スプリッターとカーボンファイバー製リアディフューザーが用意されています。※コーナリング中のGフォースがいったいどれくらいになるのかは気になる

そして標準のSR3に対するもうひとつの重要なアップグレードは「新しいブレーキシステム」で、これはAPレーシングとの共同開発となり、バネ下重量の軽減とペダルフィールの向上により、パフォーマンスを向上させることができるとされています(前後ともに4ポットキャリパー、ディスクはフロート)。

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これらハードウェアの改良に加え、給油システムの再設計、エンジンとギアボックスのキャリブレーション、バイオ燃料の使用を可能にする燃料組成センサーなど、一連のパワートレインの微調整やソフトウエアの変更が行われていることも見逃せず、高負荷時の耐久性の向上もなされているというので、信頼性が大きく向上したと考えて間違いなさそう。

新型SR3 XXRは、現在、世界21カ国にあるラディカルの販売網を通じて注文を受け付けており、来年2月に生産が開始され、同月末に最初の納入が予定されていう、とのこと。※日本だとかつてSTOが輸入代理店を務めていたが、現在は国内正規代理店が無いようだ

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参照:Radical Motorsport

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