| THE MITSUI KYOTOは破格の宿泊費を誇るが、さすがにそれだけのことはあった |
随所には日本ならではの細やかな気配りが感じられる
さて、ありがたくルイ・ヴィトンの招待にて宿泊してきた京都の5つ星ホテル、THE MITSUI。
前編ではロビーや部屋の様子を紹介しましたが、今回は引き続き部屋の様子やレストランなどを紹介したいと思います。
なお、今回の宿泊は上述のとおりルイ・ヴィトンからのありがたい招待によるものなのですが、部屋に入るとこんな感じでルイ・ヴィトンからのプレゼントが鎮座しており、これはちょっと嬉しいサプライズ。
-
ルイ・ヴィトンの招待にて「ハイウォッチ・メイキング&ハイジュエリーコレクション」へ!京都萬福寺を貸し切り、宿泊とディナーもついた豪華イベント
| さすがはルイ・ヴィトン、ここまで大規模なイベントを開催できるとは | 展示される製品は数千万円どころか「億」ばかり さて、京都は萬福寺にて解されたルイ・ヴィトンの「ハイウォッチ・メイキング&ハイジ ...
続きを見る
THE MITSUI KYOTOのゲストルームはこんな感じ
そしてこのプレゼントはルイナールのシャンパンにBLANCAのチーズケーキ。
ちなみに今回の宿泊はこういった「ルイ・ヴィトン ハイウォッチ・メイキング アンド ハイジュエリー コレクション」というイベント(京都 萬福寺で開催)への参加に際して発生する宿泊に伴うもの。
このイベント参加のためにルイ・ヴィトンがこのホテル、そしてディナーと翌日の朝食を手配してくれたわけですね。
ゲストルームの様子は「前編」でもお伝えしましたが、ここでもうちょっと補足しておくと、とにかく「静か」。
高級さの尺度をはかる一つのモノサシとして「静かさ」というものがあるらしく、THE MITSUI KYOTOではその静かさがずば抜けていて、たとえばエアコンの作動音が「全く」しなかったり、もちろん他の部屋の水道の音やエレベーターの作動音も室内に届かないように設計されています。
加えて各種スイッチの操作感も「ソフト」であり、スイッチの音がしないのには驚かされるところ。
うまく表現できないものの、宿泊客が何にも煩わされることなく過ごせるよう細部に至るまで配慮がなされており、そしてそれがあまりに自然なので「配慮されていることにすら気づかない」といった印象です。
ちなみにですが、さまざまな国籍の宿泊客を想定しているのためか、文字による表示が非常に少なく、直感的に操作できる操作系を採用しているほか、文字の他にピクトグラムの使用が目立ちます(このあたりも顧客にストレスを感じさせないための配慮なのだと思われる)。
なお、スパなど主な施設には直通ボタンがあり、そこへ電話すると応答の際に「〜様」と名前を呼ばれるなど、”自分が特別扱いされている感”の演出も。
参考までに、スパに行くには「バスローブ+スリッパ」でOKです(宿泊客は公共の場所を通ることなくスパに行けるため。多くのラグジュアリーホテルではこういった仕様を採用している)。
THE MITSUI KYOTOではこんなものを食べてきた
そこでこのTHE MITSUI KYOTOで食べてきたものなどを紹介したいと思いますが、こちらはメインダイニング「都季」のコース。
ルイ・ヴィトンとのコラボメニューとなり、ルイ・ヴィトンのモノグラムが刺繍されたナプキン、そしてメニューがお出迎え。
フレンチ+和食のフルコースとなり、すべての料理になんとワインのペアリングつきという豪勢な内容です。
食材と調理方法は和食、しかしソースはフレンチといった感じで繊細な味わいが非常に美味。
こちらはシェフのスペシャリテ。
料理によっては日本酒とのペアリングも。
こちらはイタリアンダイニング「FORNI」にて翌日の朝食。
イタリアンといえども「アメリカン」「コンチネンタル」「ヴィーガン」「和食」が揃い、いずれも充実した内容となっています(セルフ方式ではなく、注文するとセットにして持ってきてくれる)。※これはアメリカンブレックファスト
夜のTHE MITSUIはまた別の表情を見せる
こちらは夜のロビーですが、昼間とはまた違った感じですね。
「石」「木」「陶器」、そして・・・。
「苔」が重要なテーマとなっています。
そして随所には「和」のテイスト。
そのほかロビー階には図書室も。
三井邸についての解説もあります。
こちらは通路に・・・。
夜の中庭。
非常に高価な宿泊費設定を持つのがこのTHE MITSUI KYOTOではあるものの、実際に泊まってみると「それだけのことはある」という印象。
なかなか自分でお金を払ってまで泊まろうという気にはならず(同じ金額であれば、ぼくの場合はもっとテクノロジー志向のホテルを選ぶ)、しかし今回ルイ・ヴィトンがこの機会を用意してくれることによって実際にその室の高い建物や客室そして”日本ならではの”サービスに触れることができ、非常に良い経験になったと思います(この場を借りてお礼申し上げます)。※この他の画像はFacebookのアルバム「THE MITSUI 京都 / ザ・ミツイ(ホテル)」へと保存中