「冒険好きな顧客のための」ダークなランドローバー・ディフェンダー「アウトバウンド」登場！130なのに5人乗り、人よりもモノを積むことに特化して1150万円

｜　さらにランドローバーは「V8エンジン」搭載モデルも追加　｜

ディフェンダーはバリエーションやオプションを拡大しその勢力も同時に拡大中

さて、現在ディフェンダーが絶好調のランドローバーが「2024年モデルのディフェンダーに、特別仕様車としてアウトバウンド（Outbound）を追加する」と発表。

（本国だと）パワートレーンはP400ガソリンエンジンとD300ディーゼルエンジンのみ、ボディ形状は130（5人乗り）のみとなりますが、バンパーとグリルインサートをシャドーアトラスマット仕上げとし、サイドベントをアンスラサイト仕上げとするなど「ダーク仕上げ」が追求されており、さらにはボディ同色のリアシグネチャーパネルとDピラーフィニッシャー、20インチサイズのグロスブラック、もしくは22インチのシャドーアトラスマット仕上げのホイールが与えられるなど「見た目も特別な」仕様となっています。

ディフェンダー・アウトバウンドのボディカラーは4色

なお、このランドローバー・ディフェンダー・アウトバウンドのボディカラーは4色が揃い、フジホワイト、サントリーニブラック、カルパチアングレー、アイガーグレーを選択できるほか、インテリアはウィンザーレザーもしくはレジストファブリック（エボニー・モルツィーネ・ヘッドライナーとロバステック・ベニア使用）が用意され、ラバーフロアマット、カーゴネット、荷物を固定するためのラッシングポイントを装備するといったヘビーデューティー仕様です。

なお、ディフェンダー・アウトバウンドは「5人乗りのみ」という設定からもわかるとおり、人を乗せるよりもモノを載せることに特化しており、ランドローバーいわく「冒険好きなお客様のための」選択肢。

さらには「豪華な室内空間と全地形対応能力を兼ね備えた、これまでにない”不可能を可能にするモデル”です。5人乗り専用で、陸路での探検にさらなる可能性をもたらし、アクティブで冒険的なライフスタイルを持つ人々が、探検に必要なものをすべて詰め込むことを可能にします」とも。

実際のところ、ディフェンダー・アウトバウンドの荷室には最大2,516リットルものスペースがあり、2列目シート後部の長さは1.267メートルの長さを誇るため（しかもフラット）、ウェットスーツやキットバッグ、キャンプやクライミングの道具など、あらゆるものを簡単に収納することができる、とのこと。

ランドローバー・ディフェンダー・アウトバウンドはあらゆる要望に対応

駆動システムはもちろんインテリジェント4WDシステムとテレインレスポンス2、そして電子制御エアサスペンションとアダプティブダイナミクスが標準装備となり、エレクトロニックエアサスペンションが最大430mmのアーティキュレーションと最大900mmのウェーディングを可能にすることで”どんな地形でも”楽に安心して進むことが可能です。

さらにディフェンダー・アウトバウンドは最大3,000kgまでの牽引能力を誇り、ジェットスキーやボート、キャラバンやトレーラーなど、あらゆるものを簡単に牽引することができるといい、テールゲート内のスイッチにて車体後部を上下させることができるため、トレーラー等の接続を簡単に行えるよう配慮がなされているのだそう。

なお、リリースされた公式フォトではマウンテンバイクほかスーツケースなどが積み込まれており、たしかに相当な積載能力を誇ることがわかり、ランドローバーのいうとおり「不可能を可能にする」モデルであるとも言えそうですね。

日本においてもこのディフェンダー・アウトバウンドが導入されることが決まっていて、3.0リッター・ターボディーゼルエンジン(MHEV)のみではありますが、11,500,000円というプライシングがアナウンスされています。

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参照：Landrover