| アウディR8は(なぜか)ネット上ではもっとも人気のあるスポーツカーであり続けている |
アウディR8の素晴らしさは否定しないが、その人気と販売が比例していない
さて、アウディR8は”ベイビーランボ”と多くを共有しており、初代R8ではガヤルド、二代目R8ではウラカンと基本的に共通する設計を持っています。
ただしR8のほうでは安定・快適志向ということ、そして日常性を重要視しているということもあって(ランボルギーニの持つ)エクストリームな外観とは一線を引いており、そこがR8の魅力でもあったわけですね。
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ただしアウディR8をランボルギーニ風にカスタムするショップが現れた
そういった「マイルドな」性格を持つR8ですが、マイルドなだけに「もうちょっと過激なほうが・・・」と思うオーナーも少なくはなく、これまでにはいくつかのR8のカスタム車両がネットを賑わせているものの、今回紹介する車両は「明らかに別格」。
アウディらしさを残しつつ、随所にはランボルギーニのデザインモチーフ「Y」を使用したデザインが見られます。
そしてフロントフェンダー上にはウラカンSTOを模したと思われる粗密なグラフィックも。
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サイドのエアインテークに取り付けられたガイドはアヴェンタドール的ですが、この車両はR8の特徴のひとつである「サイドブレード」を埋めているようですね。
そしておそらく、このアウディR8における最大のモチーフは「ランボルギーニ SC18アルストン(下の画像)」だと思われ、多くの共通性を見いだせます。
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リアもやはりSC18アルストン、そして(オメガデザイン、そしてテールパイプなど)アヴェンタドールSVJのような雰囲気も。
このボディキットはマレーシアのパズル・ボディキット(Puzzle Bodykits)なるエアロパーツメーカーのオリジナルだそうで、ピンクのペイントはやはりマレーシアのカスタムペイントショップ、カルミンスプレー(KarMing Spray)のオリジナル配合なのだそう。
ちなみに塗装前の状態はこちら。
あまりにアグレッシブなルックスを持っており、アウディR8の性質とはかけ離れたカスタムに疑問を呈する声も多そうではありますが、ボディカラーともども「とにかく目立つ」ということにおいては群を抜いており、こういったカスタムも「アリ」なんじゃないかと思います。
なお、こういった打規模な改装、そして「切った張った」やスムージングを行うことは(その賃金の関係上)一部の先進国では難しく(費用対効果が見合わない)、よって今回のようなカスタムは東南アジアや中南米、南アフリカといった地域特有なのかもしれませんね。※昨今のインフレ、人件費の上昇はカスタム市場にも大きく影響しそうである
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