| フェラーリやランボルギーニのレンタカーはこういった人々のために存在するという説も |
いずれにしても過剰に反応しすぎなのかもしれない
さて、「どうやって自分は15歳で億万長者になったか」というツイッター(X)への投稿によって10代の大富豪、ディラン・ハントレーが炎上することに。
こういったネタは投稿した時点で炎上する要素が満載なのですが、まず炎上した最初の理由はこのフェラーリがレンタカーであったこと。
投稿されるやいなや「このフェラーリ488GTBは”Cloud 9 Exotics”というレンタカー会社の所有であってレンタカーじゃないですか」「ウインドウにレンタカー会社のステッカーが貼ってありますよ」「15歳だとクルマを運転できないのでは」といった指摘が相次ぎ、中にはレンタカー会社のウエブサイトとしてこのフェラーリ488GTBの情報ページのURLを貼る人も。
15歳の大富豪は「自分で購入したフェラーリ」とは表記していなかったが
ただ、ディラン・ハントレーはこのフェラーリを「自身で購入した」とはコメントしていないので「レンタカー」と指摘する投稿はお門違いでもあるのですが、雰囲気的に「自分のフェラーリ感」を出しているのもまた事実。
しかし止まらない批判に対してディラン・ハントレーは「レンタカーを借りることの正当性」を主張するなど真っ向からこれに対抗してしまったので火に油を注いでしまったわけですね。
なお、ディラン・ハントレーのいうレンタカーを借りることの正当性とは、「税制的なメリットがある」「いつでもどこでも借りることができる」ということで、批判に対しては「多くの大人は、16歳の少年がフェラーリの前でポーズを取っているのを見たくないだけなんだろうね」とも。※これによって暗に16歳であると訂正を入れている。アメリカでは多くの州で16歳からクルマを運転することが可能である
If your unhealthy, you will never live the life of your dreams pic.twitter.com/0KwHy2aQqj
— Dylan Huntley (@RealDhuntley) August 7, 2023
さらにディラン・ハントレーは「いかに自身が努力したか」を説明しており、「フォートナイトというゲームが出てきたとき、ぼくは必死に努力した。何百時間もプロとしてプレイして、最終的に25,000ドル稼いだんだ」「その後にはビットコインの強気相場にうまく乗った」ともコメント。
しかしこれに対しても、あるXユーザーが「父親から1,000ドル借りたと言っていたのに、今ではフェラーリの前でポーズを取っている」という指摘を行っており、事態が思わぬ方向へと進んでいるというのが現在の流れです。
「大富豪のフリ」をした宣伝用アカウントか
なお、このディラン・ハントレーのXアカウントにはちょっと不思議なところがあり、まずは開始されたのが比較的最近(2022年12月)であること。
つまりフォートナイトを必死にプレイしたかどうかはわからず(当時から野心的であったのであれば、その投稿もあっていいはずだ)、ここから現在までは「25,000ドルを一気に増やせるような」ビットコイン相場もなく、自身で億万長者にまでのし上がったのかはちょっと不明。
加えて投稿の内容が「男ならやるべき25のこと」「自分が心がけていること」など自己啓発的な内容が多く見られ、反面「セレブ体験」のような具体的な投稿がなく(ロレックス・サブマリーナーを購入したという投稿はあるが)、さらにはまだフォロワーが1,794人しかおらず、これらを総合するに、「自身をセレブに見せかけ、フォロワーを獲得するために」設立されたアカウントなのかもしれません。
世の中には色々な人がいるので、ぼくはディラン・ハートレーの実際がどうであるかについてはとくに気にならず、むしろ気になるのはディラン・ハートレーに対して意地悪な攻撃を続ける人たちとその方法。
ディラン・ハートレーが気に入らなければ黙って立ち去ればいいだけだと思うのですが、なかなかそうもゆかないようですね。
その一方、ディラン・ハートレーを支持する人も少なくはなく、まさに本件に対する反応は「人それぞれ」です。
合わせて読みたい、関連投稿
-
【動画】まさにクレイジーリッチ!ブガッティを3台、フェラーリやランボルギーニ他100台のコレクションを持つマレーシアの富豪が乗るのは現地生産の大衆車だった
| しかもこのコレクターは自身のクルマ集めを「投資のため」だと割り切っているようだ | 一見するとどこにでもいる普通のオッサンにしか見えないが さて、マレーシアでは最大のカーコレークションを持つことで ...
続きを見る
-
中国の富豪がロールス・ロイスをマンションの44階へと運び込む。特注のクレーンを使用し4時間をかけてペントハウスのバルコニーへ
| 運び込んだ後にも色々と懸念は出てくるが、本人にとって「そんなことはどうでもいい」のかも | リスクを考慮すると、お金があってもなかなか出来る行為ではない さて、ときに大富豪というのはぼくらの理解を ...
続きを見る
-
ブガッティ・シロンでアウトバーンを417km/hで走行した富豪。書類送検され自由の身を奪われそうになるも検察が不起訴とし、晴れて無罪放免に
| どうやら十分な安全性を確保したことが認められたもよう | ただし同様のチャレンジが出てこないかには注意を要する さて、昨年末にアウトバーンをブガッティ・シロンにて走行し、417km/hを記録したチ ...
続きを見る