| 快適な「ホワイトエディション」、ワイルドな「ブラックエディション」がラインナップ |
いかにミニバンといえどもポルシェの名を掲げる以上はその名に恥じない運動性能を誇る
さて、中国在住のデザイナーが(ポルシェとは無関係の)インターンシップで作成したという「ポルシェ・ミッションS」。
これはハイパー・レーシング・ミニバンというコンセプトを持っており、「家族で乗れるクルマでも、レーシングカー同様の体験ができる」ことを目指して考案されたのだそう。
デザインインスピレーションは「戦闘機」「水滴」
そしてデザイナー氏によれば、このポルシェ・ミッションSのデザインに際してインスピレーションを受けたのは戦闘機と水滴。
上から見るとたしかに「水滴」ということがわかりますね。
なお、シートレイアウトは非常に珍しい1+2+2という5人乗り。
この変則的な配置は「ドライバーをセンターに持ってきたかった」ということのほか、「より前に出したかった」ことがあるのかも。
そしてもちろん、このミッションSのデザインに際してはポルシェ公式コンセプトカー、ヴィジョン・レンディーンストも影響を与えているようですね(これも1+2+2レイアウトである)。
そして様々な案が検討され・・・。
徐々に形を成すことに。
デザインが完成したポルシェ・ミッションSはこちら
そしてこちらが最終的にデザインが完成したポルシェ・ミッションS。
ミニバンといえども全長5.6m、全幅2.1m、全高1.26mという堂々たるサイズを持ち、全高はポルシェ911と「ほぼ同じ」。
サイドやリヤからホイールハウスの圧力を抜く構造はまさにレーシングカー同様。
デザイナー氏によれば、「ホワイトエディション」は快適で乗りやすく・・・・。
このブラック・エディションは「ワイルドでクレイジー」。
なお、ポルシェはミニバンのようなSUVのようなハイライダーのようなクルマを開発中だと言われますが、現時点ではどういったクルマになるのかは全く不明。
ただし「フラッグシップ」としてカイエンの2−3倍の価格になるというウワサもあり、おそらくは快適性を強く意識したクルマとなるのは間違いないものと思われます。
しかしながらポルシェだけあって走行性能が損なわれるとは考えにくく、このミッションSほどではないにせよ、「ポルシェらしい」パフォーマンスを誇るクルマとなることもまた疑う余地がないかもしれませんね。
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