Image:Mansory
| おそらく今後、「超ワイド」「内装フルカスタム」バージョンが登場するものと思われる |
相変わらずマンソリーのカスタムにおけるスピード感そして情熱には驚かされる
さて、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、ロールス・ロイスなどハイエンドブランドのクルマを対象としたカスタムを得意とするマンソリー。
今回はまだまだ個体数が少ないランボルギーニのスーパーカー、レヴエルトのコンプリートカーを発表することに。
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マンソリーによるランボルギーニ・レヴエルトはこんな仕様を持っている
ただし今回発表されたコンプリートカーは(アヴェンタドールにて示された究極のカスタマイズプログラム、”カーボナード”のような)大幅にそのボディ構造を変更するようなものではなく、装着されるパーツは「アドオン」あるいは「リプレイス」。
これはおそらく開発期間が短かったことに起因するのだと思われ、よって今後はさらに過激なバージョンが登場するものと思われます。
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実際のところ、今回のコンプリートカーは「Mansory Initiate(マンソリー・イニシエイト)」と命名され、そしてイニシエイトとは「始める」という意味なので、今回公開されたレヴエルトは「始まりに過ぎない」のかもしれません。
そして付与されたエアロパーツやフロントフード/リヤフードのようなリプレイスパーツはすべて「カーボンファイバー製」で、ホイール(FV.10)はフロント21、リア22インチというサイジング。
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今回装着 / 交換されたパーツは「フロントエプロン」「サイドウイング」「リアディフューザー」「フロントフード」「サイドベント」「リアスポイラー」等ですが、いずれもレヴエルトがもともと持っているデザイン要素をさらに強化するかのようなディティールを持っており、エッジやフィンがさらに強調されているようですね。
インテリアにも手が入り、シートの張替え等がなされていますが、こちらについても(今までのマンソリーの作品に比較して)やや大人しく、これもやはり「今から」な部分なのかもしれません。
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なお、驚くべきはマンソリーがレヴエルトのパフォーマンスを向上させていることで、ガソリンエンジンの出力は825馬力から880馬力へ、そしてシステム合計での出力は1,070馬力に達しており、これによって0-100㎞/h加速は2.4秒、最高速は354㎞/hへ。※プラグインハイブリッドは非常に緻密な制御を行っているため、このガソリンエンジンのパワーアップの影響がエレクトリックパワートレーンに与える影響が気になるところである
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