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掃除機メーカー「ドリーミー(Dreame)」の本気。1000馬力超のハイパーカーをCESにて発表、2026年は年初から荒れそうだ

掃除機メーカー「ドリーミー(Dreame)」の本気。1000馬力超のハイパーカーをCESにて発表、2026年は年初から荒れそうだ

Image:Dreame

| CES 2026でベールを脱ぐDreameの野望とは |

この記事のポイント(要約)

  • 家電からの転身:ロボット掃除機で有名な「Dreame(ドリーミー)」が、自動車事業「Dreame Auto」を始動
  • 驚愕のスペック:最高出力1,000馬力超、0-100km/h加速は1.8秒以下というハイパーカー級の性能を予告
  • ハイテク冷却技術:電気駆動系を15℃まで強制冷却する、家電メーカーならではの熱管理技術を搭載
  • CES 2026で初公開:2026年1月のラスベガスでプロトタイプを世界初披露予定
【衝撃】中国の掃除機メーカー「Dreame(ドリーミー)」がブガッティに挑戦する“世界最速ハイパーカー”計画を発表。ボクが考えるその真意とは?
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「掃除機メーカー」が作る車は、ただのEVではない

ダイソンがかつて断念した「家電メーカーによるEV製造」。

その夢を、今度は中国のDreame(ドリーミー)が実現しようとしています。

なお、Dreameといえば、強力な吸引力を誇るロボット掃除機やドライヤーで日本でも知られる存在ではありますが、彼らが次に吸い込もうとしているのは、なんと”スーパーカー(ハイパーカー)市場”。

「Starry Sky Plan(星空計画)」と名付けられたこのプロジェクトから、ついに第一弾モデルのティザー画像が公開されて大きな話題となっています。

Dreame-Hypercar

Image:Dreame

1000馬力、加速1.8秒。「異次元」のスペック

公開されたティザー画像、そして最新の報道によると、このモデルは既存のEVの常識を覆す性能を秘めており、その詳細は以下の通り。

1. 1000馬力オーバーの怪物

まず最高出力は1,000馬力を超えると報じられ、これは、フェラーリやランボルギーニのフラッグシップモデルに匹敵する数値です。

2. 世界最速クラスの加速性能

0-100km/h加速は1.8秒未満を目指しているとのことで、現在、世界最速を争うリマック・ネヴェーラや、テスラ・ロードスター(次期型)に真っ向から勝負を挑む形になります。

そしてこれが実現すれば、アスパーク・アウルの「1.69秒」に次いで「市販車では世界で2番目に速い加速を誇る」クルマとなるわけですね。

ピニンファリーナ・バッティスタ
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3. 家電技術を応用した「15℃冷却」

そして最もユニークなのは「駆動系の冷却システム」。

冷媒を用いた強制冷却技術を採用し、モーターやバッテリー周りを常に約15℃に保つことで、超高負荷な走行でもパフォーマンスを維持する構想を掲げていますが、このあたりは「掃除機からのフィードバック」なのだと考えられます。

デザイン:空力を極めた「地を這う」フォルム

ティザー画像からは、スーパーカーらしい低くワイドなシルエットが確認でき・・・。

  • フロント:4本の水平なデイタイムランニングライトが特徴的な”鋭い眼光”
  • サイド:Aピラーが隠されたデザインを持ち、フロントガラスがルーフまで繋がっているような未来的なルックス
  • リア:巨大な固定式ウィングと地面に吸い付くような「2層式ディフューザー」を装備
Dreame-1

Image:Dreame

概要と今後の展開:2027年の市販化を目指す

もちろんドリーミーは単なるコンセプトカーでこのクルマを終わらせるつもりはなく、彼らは明確な「2ブランド戦略」を掲げていて、ハイエンド市場へと特化することもアナウンス済み。

ブランド名ターゲット・特徴
Dreame Auto超高性能ハイパーカー(今回のモデル)。ブガッティをベンチマークとする。
Starry Sky Autos大型ラグジュアリーEV(SUVなど)。ロールスロイスやベントレーをライバル視。

なお、この名もなき新型ハイパーカーにつき、市販化のターゲットは2027年だとされ、まずは2026年1月のCES(ラスベガスにて開催される家電の展示会)にて、”その実力がどれほどのものか”世界中が注目することになるわけですね。

結論:掃除機メーカーだからこそできる「革新」

「掃除機のモーター技術」と「エレクトリックハイパーカーの駆動技術」は、実は「高回転・高効率」という点で共通しています。

Dreameは自社の毎分20万回転という超高速デジタルモーターのノウハウをクルマの走行性能に転換しようとしているということになりますが、かつてスマートフォンメーカーのシャオミ(Xiaomi)が「SU7」で自動車業界を震撼させたように、今度は掃除機メーカーが「地上最速」の称号を奪いに来るのかもしれません。

参考までに、イギリスのダイソンが断念した最大の理由は「収益性」。

しかし、中国の強力なサプライチェーンを活用できるDreameには、その壁を突破できる勝算があると考えてよく、CES 2026での実車公開が「単なる家電の延長」なのか、それとも「真のゲームチェンジャー」たりうるのか、今から目が離せない状態です。

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参照:IT Home

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