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【ポルシェと午年】伝説の「956」と躍動する馬が彩る「Spirit of Legends」がシンガポールの空港に登場

【ポルシェと午年】伝説の「956」と躍動する馬が彩る「Spirit of Legends」がシンガポールの空港に登場

Image:Porsche

| ポルシェが旧正月を馬とともに祝う |

この記事の要約(ポイント3選)

  • 午年を祝う巨大壁画: シンガポール人アーティスト、プリシラ・テイ氏が「ポルシェのクレスト」と「午年」をテーマに、力強さと敏捷性を表現した新作を公開
  • 伝説の名車「956」が降臨: ポルシェ・ミュージアムから特別に貸し出された、ル・マン4連覇の歴史的マシンが展示の核として登場
  • ここでしか買えない限定グッズ: 壁画のデザインをあしらったTシャツやタンブラー、さらに特別な「紅包(お年玉袋)」が限定販売
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ポルシェは継続して「アート」とのつながりを保つ

2026年、シンガポール・アートウィークの開催に合わせ、ポルシェが「新たな文化的マイルストーンを打ち立てた」と発表。

今回ポルシェは地元の新鋭アーティスト、プリシラ・テイ氏とのコラボレーションによる巨大壁画『Spirit of Legends(伝説の魂)』をシンガポール チャンギ空港内にあるポルシェ・エクスペリエンスセンター出張所、”Porsche at Jewel”にて公開しています。

なぜ「午年」にポルシェなのか? 

その答えは、ポルシェの紋章(クレスト)の中心に刻まれた「跳ね馬」とモータースポーツへの情熱にあり、今回のプロジェクトの詳細を見てみましょう。

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『Spirit of Legends』に込められた物語

今回の壁画は単なる祝祭のアートではなく、2026年はポルシェが1951年に「356 SL」でル・マン初クラス優勝を飾ってから75周年という記念すべき年。

プリシラ・テイ氏の独創的で遊び心あふれるビジュアル言語は、このタイミングにおいてポルシェのモータースポーツの歴史と午年の「強さ・勢い」をシームレスに融合させる展示となったわけですね。

展示の目玉:歴史を創った「ポルシェ 956」とスペック

今回の展示を象徴するのが壁画の前に鎮座するポルシェ 956。

このレーシングカーはモックアップではなく「モータースポーツ史上最も成功したプロトタイプ」の一台、つまり「本物」です。

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ポルシェ 956 主要スペック

項目詳細
エンジン2.65L 水平対向6気筒ツインターボ
最高出力約 620 ps
最高速度360 km/h
主な戦績ル・マン24時間レース 4年連続総合優勝(1982-1985)
革新技術グラウンド・エフェクト(路面に吸い付く空力)の先駆け

このマシンのカラーリング(ブルー、ホワイト、レッド、ゴールド)が壁画のカラーパレットにも反映されており、空間全体でポルシェのレーシングスピリットを体感できる構成になっています。


競合比較 or 市場での位置付け:アートを通じたブランド戦略

高級車ブランドがアートイベントに関わるケースは増えていますが、ポルシェのアプローチは「地元文化への深いリスペクト」が特徴です。

  • 過去のコラボレーション: これまでクリス・ラブローイやレッド・ホンイーなど、世界的なアーティストと組んできたポルシェ。今回は地元シンガポールの才能を起用することで、地域コミュニティとの絆を強調
  • ライフスタイル発信拠点: 会場となった「Porsche at Jewel」は、単なるショールームではなく、カフェやブティックを併設した体験型リテール。空港という立地を活かし、世界中の旅行者にブランドの歴史を伝えている

なお、ポルシェ含むフォルクスワーゲン傘下のブランド(ベントレーやランボルギーニ)も「アート寄り」の姿勢を強めており、一昨年からこぞってマイアミにて開催される「アートバーゼル」へと参加しており、これまでとは異なる「ファッションやアートに敏感な層」へのアピールを開始しています。

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【新しい気づき:シュトゥットガルトと馬の縁】

実は「ポルシェと馬」には深い関わりが存在し、ポルシェのエンブレムの中央には「馬」があしらわれていますが、この馬はポルシェ本社が存在するシュトゥットガルトの紋章をアレンジしたもの。

そしてこのシュトゥットガルト(Stuttgart)の地名は、かつて公爵の種馬飼育場(Stuotgarten)があったことに由来しており、つまり今回の「午年」のアートはポルシェにとって自身のルーツに立ち返る、非常に意味深いテーマでもあるわけですね。

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3月31日までの期間限定公開

プリシラ・テイ氏による『Spirit of Legends』はポルシェの「伝統」と「未来への勢い」を見事に表現した傑作です。

アートファンならずとも、その圧倒的な色彩と伝説のマシンが放つオーラには圧倒されることでは間違いなく、2026年3月31日までの展示期間中にシンガポールを訪れることがあれば、ぜひチャンギ空港に立ち寄り、限定グッズと共にポルシェが描く「伝説の魂」を体感してみるべきかと思います。

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参照:Porsche

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