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これまたスゴいの出たな・・・。ランボルギーニ「ディアブロ」のレストモッド、「エッチェントリカ V12 ロードスター」が”V12+マニュアル”にて限定販売

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のフロント正面

Image:Eccentrica

| エッチェントリカ V12 ロードスターの凄み |

「最新作」はさらにそのデザイン性と工業製品としての品質を高めている

90年代を象徴するスーパーカーの代名詞、ランボルギーニ・ディアブロ。

その荒々しくも美しい魅力を現代の最先端技術と素材そしてデザインをもってで極限まで昇華させたレストモッダー「エッチェントリカ(Eccentrica)」より、ファン垂涎の最新作「エキセントリカ V12 ロードスター(Eccentrica V12 Roadster)」が発表されることに。

このモデルはモントレー・カー・ウィーク(Monterey Car Week)の「ザ・クエイル(The Quail)」にて世界初公開され、ルーフを持たないフルオープンスタイルと550馬力を誇るNA(自然吸気)V12エンジン、そして6速マニュアルトランスミッションを融合させた、まさにドライバーの五感を揺さぶる至高の1台です。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のフロントサイド

Image:Eccentrica

珠玉のランボルギーニ・ディアブロのレストモッド「エキセントリカ V12」の詳細を見せるレビュー動画が登場。その内外装はまさに芸術品【動画】
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この記事の要約

  • 世界限定19台・超希少なディアブロのオープン・レストモッド:90年代の伝説的スーパーカー「ディアブロ」をベースに、ルーフを取り払い現代の最新工学で再構築。
  • 550馬力の自然吸気V12×6速ゲート式MTの官能:再設計された5.7L V12エンジンとクラシカルな6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、最高速度334km/h(208mph)に到達。
  • 元ランボルギーニCTOが開発を主導:ムルシエラゴやアヴェンタドールを手掛けた名将マウリツィオ・レッジャーニ氏が参画し、3,500以上の専用部品を新開発。

パフォーマンス&パワートレイン:アナログの官能と現代工学の融合

エッチェントリカ V12 ロードスターの心臓部に収まるのは”徹底的に再設計された”5.7リッター自然吸気V12エンジン。

ECUの再チューニング、熱管理システムの最適化、吸排気効率の向上を図ることで、7,000rpmで550馬力、最大トルク600 Nmを発揮しますが、特筆すべきはこの力強いパワーが往年のスーパーカーを彷彿とさせる金属製の「6速ゲート式マニュアルトランスミッション」を介してリアタイヤへと伝達されるということで、デジタル化が進む現代のスーパースポーツ市場において、純粋なドライビングプレジャーを追求した極めて希少な仕上がりを持っているというわけですね。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のインテリア

Image:Eccentrica

エッチェントリカ V12 ロードスター 主要スペック一覧

項目詳細スペック / パラメーター
ベース車両初代ランボルギーニ・ディアブロ・ロードスター(Series 1)
エンジン5.7リッター V型12気筒 自然吸気(NA)
最高出力550 hp(馬力) / 7,000 rpm
最大トルク600 Nm
トランスミッション6速 ゲート式マニュアル(MT)
0-100km/h(0-62mph)加速3.8秒
最高速度334 km/h(208 mph)
車両重量1,540 kg(3,395 lbs)
フレーム / ボディスチール&カーボンファイバー補強シャーシ / フルカーボンボディ
足回り / ブレーキセミアクティブダンパー、油圧ステアリング、Brembo製ブレーキ
生産台数世界限定 19台(完全ビスポーク生産)

デザインとボディ補強:ルーフカットだけにとどまらない過酷な再設計

単にディアブロの屋根を切り落としただけではこのレベルの性能を維持することはできず、エッチェントリカでは、オープン化に伴う空力(エアロダイナミクス)の影響を分析する専用の研究を実施し、オープンコクピット内への風の巻き込みと冷却効率を極限まで最適化することに。

その最たる例がこの「サイドウインドウの後ろ側」の処理であり、ここから風が「抜ける」という構造を持っています。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のルーフ(オープン)

Image:Eccentrica

そしてもちろん、ボディとシャーシにはスチールと高強度カーボンファイバーを組み合わせた構造補強を施すことで、オープンモデルでありながらクーペに匹敵する高いねじり剛性を確保しているというわけですね。

トレッド幅(左右の輪荷重幅)を格段に広げ、最適化されたサスペンションジオメトリ、3つのモードから選択可能なセミアクティブダンパー、油圧式ステアリングを組み込むことで現代のハイパーカーとして十二分に通用するハンドリング性能を獲得していると紹介されていますが、上から見ると「異様なまでの」縦横比に驚かされます。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」の俯瞰図

Image:Eccentrica

なお、もともとエッチェントリカは最初の作品(クーペ版ディアブロのレストモッド)から非常に高いデザイン性を誇っていましたが、この最新作ではさらにそのレベルを上げており、たとえばこのライセンスプレート灯の六角形などはその最たる例。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のリア

Image:Eccentrica

伝統と最新技術が交錯するインテリア

車内にはコノリー社製上質レザー、アルカンターラ、アノダイズド(陽極酸化処理)アルミパーツ、そしてむき出しのカーボンファイバーがふんだんに投入され、90年代のレトロな雰囲気(ドット絵風のデジタルメーター等)を色濃く残しながらも、ラグジュアリーで洗練された仕上がりとなっていることがわかります。

雰囲気としては「レトロすぎず」、かといって「未来に行っている」わけでもなく、「80年代〜90年代の人が夢想した未来」を表現した、というところなのかもしれません。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のインテリア

Image:Eccentrica

「90年代のソウルにモダンビート」。19台のみが製作されるランボルギーニ・ディアブロのレストモッド、エクセントリカV12最終バージョンがついに公開
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豪華な開発陣と「レストモッド」市場における存在感

エッチェントリカ V12 ロードスターの価値を高めている大きな要素が「その開発陣の凄まじさ」。

プロジェクトの技術開発を主導したのは元ランボルギーニの最高技術責任者(CTO)であるマウリツィオ・レッジャーニ(Maurizio Reggiani)氏で、彼はムルシエラゴ、ガヤルド、アヴェンタドール、ウラカンといったランボルギーニの黄金期を築き上げたV10・V12マシーンを手掛けた伝説的エンジニアです。

また、デザインはミラノを拠点とする「Borromeo De Silva(ボロメオ・デ・シルヴァ)」スタジオが担当し、1台あたり3,500以上ものビスポーク(専用設計)パーツを起こすという、気が遠くなるような再設計プロセスを経て生み出されています。

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なお、このボロメオ・デ・シルヴァは、デザインのみではなく、研究・設計 → プロトタイプ → 部品開発 → 生産まで対応できる体制を持っており、公式サイトに記載される顧客は「フェラーリ、マセラティ、ブガッティ、アルファロメオ、ダラーラ、イタルデザイン、ピレリ、アウトモビリ アモス(ランチア デルタのレストモッドで有名)、Nardone(ポルシェ928のレストモッドで有名)」など。

ランボルギーニ ディアブロのレストモッド、「エッチェントリカ ロードスター」のフロントホイール

Image:Eccentrica

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創業者エマニュエル・コロンビーニ氏のコメント

「エッチェントリカ V12(クーペ)は私たちの最初の所信表明でした。このロードスターは次なる章であり、よりダイレクトで、より刺激的で、よりドライバーに挑戦的です。屋根もなく、フィルターも存在しない。ドライバーとマシーンの間には何も隔てるものはありません。」

関連情報:世界的に熱狂が広がる「スーパーカー・レストモッド」の未来

近年、シンガー(Singer)ヴィークル・デザインによるポルシェ911やアルファロメオの各種レストモッドに見られるように、自動車業界では「クラシックなデザインとV12/V10などのアナログな大排気量エンジンに対し、現代の技術と快適性を融合させる」レストモッド市場が超富裕層の間で空前のブームを迎えています。

特に90年代の「ヤングタイマー」世代のスーパーカー(ディアブロがこの代表例)は、電子制御が介入しすぎないリニアな操作感とダイナミックなデザインから世界的な価値が高騰し続けており、現代の厳格な環境規制や電動化の波の中で姿を消しつつある「自然吸気V12 × マニュアルトランスミッション」という黄金の組み合わせを”現代の信頼性と安全性を担保した状態で味わえる”レストモッドは「コレクターにとって究極の夢」ともいえるもの。

結論:純粋な走りの情熱を取り戻す「機械と人間の濃密な対話」

エッチェントリカ V12 ロードスターは、単なる懐古趣味のカスタムカーではなく、最新技術を駆使して「ディアブロが本来持ち合わせていた潜在能力」を最大限に解き放った、「過去と現在とを結びつける歴史的遺産」。

限定わずか19台という超希少性、550馬力のV12サウンドをダイレクトに浴びるオープンエア、そして手のひらと足裏でクルマと対話する6速MT。現代のスーパースポーツが失いつつある「生々しい刺激」を求めるコレクターにとって、これ以上に魅力的な回答は存在しないのかもしれませんね。

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参照:Eccentrica

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