すぐに脱いでしまうことで有名なイタリア代表、マリオ・バルテッリ選手（OGCニース所属）がアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオを購入。
なおマリオ・バルテッリ選手はすでにアウディRS6、フェラーリF12をガレージに収めていますが、これでセダン、ワゴン、スポーツカー、とバランスの良いラインアップが完成することに。
ただしSUVはあまり好まないようで、これまでもアウディA8など比較的パワーの大きな車を選ぶ傾向にあり、スピードを愛する人のようですね。
他にもベントレー・コンチネンタルGT、マセラティ・グラントゥーリズモを過去に所有していたことも報じられ、駐車違反で切符を切られること27回など話題性には事欠かない人でもあります。
なお画像ではジュリア専用のインドア用カバーが確認できますが、ジュリアの盾型フロントエンブレム、ヘッドライト、エアインテーク形状を赤いラインで再現しており、なかなか格好良いデザインとなっています。
イタリア警察にアルファロメオ・ヴェローチェ、アルファロメオ・ジュリエッタ、ジープ・レネゲードがパトカーとして納車（要はFCAの車両）。
欧州ではパトカーに採用される車の多くはセアト、シュコダ、ルノー、スバルとのことで、アルファロメオは意外と珍しい模様。
ジュリア・ヴェローチェはトップグレードの「クアドリフォリオ」の下に位置しますが、2リッター4気筒エンジンは280馬力を発生。
4WDを採用し0-100キロ加速は4.9秒という俊足振りを発揮します。
今回納車された台数は数台づつになりますが、その有用ぶりが証明されれば現在使用されているパトカーと入れ替えにて大量発注が行われる、とのこと。
アルファロメオ・ジュリアの高性能バージョン、クアドリフォリオがイタリアの国家憲兵（カラビニエリ）正式車両に着任。
警察車両同様にLEDライトバー、エマージェンシーランプ、カラビニエリ・バッジ等が装備されます。
内装もパトカー仕様となり警察無線や検索用の端末、ライトの操作スイッチ、武器保管用ストレージなどが追加に。
ジュリア・クアドリフォリオは2.9リッターツインターボエンジンを搭載し510馬力を発生する「最強アルファロメオ」ですが、まさにイタリアの国家憲兵にふさわしい車両なのかもしれませんね。
なお採用式典にはセルジオ・マルキオンネ氏の姿も見られ、アルファロメオ・ジュリエッタ、ジープ・レネゲードなど同じFCAの車両も同時に採用されているようです。