>ランボルギーニ

ランボルギーニ・ミュージアムにて、ミウラとミウラ・コンセプトの新旧対決

2017/02/21

| ランボルギーニ・ミウラ・コンセプトはミュージアム内でも大人気 |

ランボルギーニ・ミュージアム(ムゼオ・ランボルギーニ/ランボルギーニ博物館)にて、「ミウラ・コンセプト」。
これはワルター・デ・シルヴァ氏がVWアウディグループのデザイン統括責任者に就任したのちの2006年にデトロイト・モーターショーで発表したもの。
文字通り過去のミウラへのオマージュとなっていますが、相当に大きなサイズを持つ車。

各部は近代化され、クリーンでスムースなイメージを持ち、非常に美しい外観を持っている、とぼくは考えています。

一方でワルター・デ・シルヴァ氏は「エゴイスタ」のようにエッジが効いた戦闘的な車をデザインしたりしているので、非常に懐が深い人物といえますね。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC04625.jpg

残念ながら「市販はない」

ただ残念なのは、このミウラ・コンセプト発表時から一貫して「市販はない」と言われ続けてきたこと。
昨年はミウラ「50周年」でもあり、その折りに何らかの動きがあるのではとも言われましたが、やはりミウラの新型(後継)登場といった話はなく、今の所本当に発売はなさそうです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC04664.jpg

ただ、ランボルギーニは今のままの「エクストリーム」なデザインでは購入者層が限られるであろうこと、顧客層を広げるには「別の」デザイン路線が必要とは述べており、そのために「アステリオン」を試験的に公開したのだと思いますが、そちらの評判は上々であったようで、いずれかは「ミウラ路線」のスポーツカーを投入してくれるだろう、とは期待しています(ランボルギーニでもミウラを重要な資産だと位置付けているのは間違いない)。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC04665.jpg

なお、ぼくがランボルギーニ・ミュージアムを訪れた時にも、他に多くの人が館内にいましたが、「一番人気」はこのミウラ・コンセプト。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC04675.jpg

こちらはオリジナルのミウラ。
現在のランボルギーニ「らしく」はありませんが、それでもランボルギーニを代表する一台ではありますね。
※「ミウラ」は闘牛の血統における1種類の名称

ランボルギーニ・ミュージアム/工場訪問 関連コンテンツ

ちょっとランボルギーニ本社に行ってくる。2017年2月にフェラーリとあわせて訪問予定
ちょっとマラネロ行ってくる。フェラーリ博物館、エンツォ博物館の行き方など
気がつけば近づいてきたランボルギーニ本社訪問。工場、博物館について
ランボルギーニ本社工場を訪問。プロトタイプが走っていたりオープンな件
ランボルギーニ本社へ行く。併設ミュージアムの様子を画像と動画で紹介
ランボルギーニ・ミュージアムにて、ミウラ、カウンタック他クラシックモデルを画像にて
ランボルギーニ・ミュージアムにて。「全部カーボン」セスト・エレメントの画像
ランボルギーニ・ミュージアムにて、ミウラとミウラ・コンセプトの新旧対決
ランボルギーニ・ミュージアムにて、アヴェンタドールのベアシャーシ画像
ランボルギーニ・ミュージアムにて、超レアなヴェネーノの画像
ランボルギーニ・ミュージアムにて。悲運のエストーケを画像で紹介
ランボルギーニ・ミュージアムより、「レヴェントン」を紹介。戦闘機と同じ塗料を使用
ランボルギーニ・ミュージアムにて。ディアブロ、ムルシエラゴを画像で紹介
イタリア・ランボルギーニ博物館にて。レアモデルのコンセプトS、カーラを画像で紹介
イタリア・ランボルギーニ博物館にて。F1マシン、レースカーの展示を紹介
ボローニャからドバイへ。空港内のランボルギーニ、免税店のミニカー

ランボルギーニ博物館(ミュージアム)内の動画はこちら

合わせて読みたい、ランボルギーニ・ミウラ関連投稿

新型ランボルギーニ・ミウラが発売されたら?。フェンダーミラーの代わりに”フェンダーカメラ”装着の現代版ミウラがCGにて登場

| おそらくランボルギーニ自身もミウラの復活を考えているはずだ | 「もしランボルギーニ・ミウラのニューモデルが登場したら」。それは誰もが一度は夢想したことがあるひとつの希望だと思いますが、今回レンダ ...

続きを見る

ランボルギーニ・ミウラはなぜ人気にもかかわらず7年で生産が打ち切られたのか?そしてそのデザインルーツとは?知られざるミウラの謎に迫る

| ランボルギーニ・ミウラ生産終了には謎が多い | さて、東洋経済オンラインにて、「ランボルギーニ・ミウラがたった7年で生産中止になった理由」という記事が公開に。ランボルギーニ・ミウラは1966年のジ ...

続きを見る

まさかのランボルギーニ・ミウラ×ローライダー
まさかのランボルギーニ・ミウラ×ローライダー!なかなか似合ってると思うのはボクだけじゃないハズだ

| 「ローライダー」は完全に絶命危惧種になってしまったな | さて、先日は「ローライダー風のフェラーリF40」をCGにて作成・公開したAbimelec Designですが、今回は「ローライダー風のラン ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ
-, , , ,