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CX-5はマツダの救世主?「マツダ地獄」から「マツダ天国」へと転換中

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サンケイビズにおいて、マツダ地獄に関する記事が公開に。
マツダ地獄とは、「いったんマツダ車を購入すると、売る時に安い価格しかつかないので、”高くマツダ車を下取りしてくれる”マツダでまた車を購入せざるをえない」という無間地獄をもじった言葉ですが、今これが「マツダ天国」になりつつある、という内容です。

ぼくは最近までマツダ車に対しては「下取りが安い」という印象しか持っていませんでしたが、CX-5あたりから現実的な下取り価格が上昇しているようです。
実際に見積もりを取得し支払いプランを検討してみると、残価設定では「3年後に55%」。
これは非常に高い価格で、中古市場で人気のポルシェやミニ、レクサスに比べても高い数字となっています。

これはつまり中古相場でも高値を維持できるということを意味すると思いますが、ほかに「マツダが残価を高く設定する理由」があるとぼくは考えていて、これはCX-5を売ろうと考えた時に、買取ショップではなくてマツダに売却するように持ってゆきたいというマツダの意図があるのでは、と考えています(マツダで残価設定ローンを組んだとしても、マツダに売却しなくてはならない”義務”はない)。
たとえば買取ショップよりもマツダが高い価格をつければユーザーはマツダに売却するようになるということですが、それをマツダが行うメリットとして「中古相場を高値維持したい」ためではと思われます。

中古相場の維持はブランドバリューの維持に等しく、フェラーリは過去に「中古相場をチェックしており、相場が下がれば新車販売を抑える」とまで発言。

レクサスやポルシェも同様に中古相場には大変気を使っており、これを維持することで「新車の値引きをしなくても」新車販売が可能になり、高い利益とブランドバリューを維持できるようになるということですね。

逆に言うとブランドバリューが維持できなければ値引き販売を行うしか無く、そうなると中古相場も下がり、ユーザーは思うような価格で売却できないというマツダ地獄とおなじ絵図ができあがることに。
「卵と鶏」的な問題ではありますが、どこからか是正してゆかないとこの無間地獄は断ち切ることが出来ない、と言えます。

なおアウディもかつて同様の問題を抱えていましたが、「中古相場の安定」「値引きを抑える」ことでこれを解決。
マツダも同じ方法を採っており、その時期から値引きを抑えるようになっていますね。
業界は異なれど腕時計のパテックフィリップも「オークションで自社の腕時計を高値にて買い戻す」ことで相場の高値維持を図っており、このあたりはぼくら消費者が考えるよりもずっと複雑で、メーカーにとって頭の痛い問題なのかもしれません。

そんなわけでマツダ地獄については今やその連鎖が断ち切られつつあるというのがサンケイビズの記事ですが、実際のところマツダが値引きをやめたところ販売がガクンと落ちており、しかしメーカーは「販売台数を伸ばさねば」ならないので、どこかでまた値引きが復活するかもしれず、その際はまた「地獄」に逆戻りとなりそうです。

なおアウディは日本市場において販売が芳しくありませんが、今のところ「以前の状態に戻るのを避ける」ためか値引きに活路を見出しておらず、しかし販売ノルマが厳しいのでなんらかの手段を講じるかもしれませんね。
同様にメルセデス・ベンツ、BMWもかなりノルマが厳しく、今のところ値引きよりも「自社登録」でなんとか凌いでいるようには見えますが、これらが中古市場出てくると新車販売が伸び悩むことになるので、これもまた「諸刃の剣」と言って良いかもしれません。

VIA:SANKEIBIZ

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