日産フェアレディZに「ヘリテージ・エディション」登場。
フェアレディZはあと2年で50周年を迎えますが、そのカウントダウンがじ始まった、と考えても良いかもしれません。
これは2018年モデルのフェアレディZをベースとしたもので、外観だと前後ヘッドライト、ドアハンドル、グリルなどが変更になり、MTモデルではEXEDYハイパフォーマンスクラッチを装備。
ボディカラーは「シケイン・イエロー」、そしてブラックのストライプやアクセント入り。
なおボディカラーはメタリックブラックも選択でき、こちらの場合はシルバーがアクセントとなります。
エンジンは3.7リッターV6、出力は332馬力。
トランスミッションは6速MTもしくは7速ATが選択可能。
お披露目はニューヨークモーターショー、デリバリーは来年から行われる予定。
フェアレディZはどうしてもGT−Rの陰に隠れがちですが、日産を代表するスポーツカーであることには変わりなく、多くのファンを持つ車。
カルロス・ゴーン氏が社長に就任した頃の日産は状況が芳しくなく、そのため利益の取れないスポーツカーは「後回し」になっており、従ってフェアレディZがなかった時代。
しかしながらカルロス・ゴーン氏は「消費者から作ってくれと言われるような車種を持つメーカーは少なく、そしてその声に応えないようではダメだ」というツルの一言でフェアレディZが復活したという経緯があります。
日産にとってはそれほどフェアレディZがイメージ的に重要だと言えますが、50周年に向けてはこれから様々な盛り上がりがみられそうですね。