アメリカはジョージア州に拠点を構えるレーシングチームが、廃車になったホンダ・インサイトのボディシェルを使用し、とんでもない車を製造。
たしかにボディは紛れもないインサイトですが、エンジンはスバル製のフラット6(SVXに搭載されていたもの)、ステアリングラックはマツダ・ロードスター、サスペンションはクラウン・ビクトリア(フォードのセダン)からの移植。
リアサスペンションはなんとステーを新造して「プッシュロッド」に。
なおリアフェンダーは「板」で作られており、このユルさとハードさとのミックスがなんとも面白いと思います。
トランスミッションも後ろに突き抜けており、なんともいえない魅力を発する車ですね。
以前にフォルクスワーゲン・ビートルにマツダのロータリーエンジンをスワップ装着した車両を紹介しましたが、今回も同じくフォルクスワーゲンにロータリーエンジンを押し込んだカスタム。
ボディカラーが明るいイエローとなっており、オリジナルのフラット4エンジンからマツダRX−7の13Bロータリーエンジンへと換装。
出力は215馬力、そして車両重量は910キロとのことなのでかなり機敏に動くことが予想されますね。
ニックネームは“Toy Barn” 、ルーフにはフォグランプ、ロールケージ装着、そして車体各部にもカスタムが施され、非常に楽しそうな見た目に仕上がっています。
さらには調整式独立サスペンションを装備しタイヤ、ホイール、ブレーキもアップグレードされ、相当に手が入っていることもわかりますね。
なおこの車両はe-bayにて売りに出されており、23897ドルから入札が可能。
ダットサン240Z(フェアレディZ/S30)にBMW M3のエンジンを装着した車両が登場。
たしかに同じ直6ではありますが、なかなか思い切ったエンジンスワップと言えますね。
なおこれまでにもトヨタの2JZやシボレーのエンジンを積んだフェアレディZも登場。
「ワイルド・スピード」でハン役を演じたサン・カンさんも同じ日産のRB26(ターボではなくNA)を積んだフェアレディZを公開しています。
エンジン自体は1995年製のE30 M3からのスワップでS50型となり、240馬力を発生。
トランスミッションは5速MT。
なおこの車両は比較的割安な90万円で販売されており、カスタムベースとしても良さそうですね。