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ポルシェが各世代ごとの生産台数、デザインの変遷を動画で公開。やっぱり996は売れていた

2017/05/30

ポルシェは先日「100万台めの」ポルシェ911を公開しましたが、今回は各世代ごとに何台生産されたのか、その変遷を動画にて紹介。
形式ごとの販売台数は下記の通りですが、これを見ると初代901は相当数売れたということ、930も(製造期間が長いこともありますが)かなり売れており、996、997も非常に多くの台数がデリバリーされていることがわかります。

1964-1973 901型 111,995台
1974-1989 930型 198,496台(累計310,491台)
1990-1993 964型 134,734台(累計374,253台)
1994-1998 993型 68,881台(累計443,134台)
1999-2005 996型 175,262台(累計618,396台)
2006-2012 997型 213,004台(累計831,400台)
2103-2016 991型 累計985527台

なお911は「964」で「ティプトロニック」つまりオートマティック・トランスミッションと4WDが登場し、996ではそれまでの空冷から水冷にスイッチしたのが大きなトピック。
この水冷化で往年のポルシェファンは大きく反発することになりますが、水冷化によって「一般化」したことも間違いなく、数字を見ると「成功」ということになりますね(ミニがR50へと移行し大型化した時もミニのファンは苦言を呈したものですが、セールス的には大成功。文句を言う人は結局買い換えない場合が多く、メーカーから見ると利益を落としてくれる顧客ではない)。

997後期ではPDKが導入されることでそれまでのティプトロニックがなくなり、991ではパワーステアリングが電動となり、991後期(991.2)ではターボエンジンがスタンダードモデルに導入されるといった変更がなされています。

こうやって見ると各世代ごとにかなり大きな変更がなされており、そこから推測するに992世代でもやはり大きな改良がなされても不思議はなさそうですね。

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