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BMWが電動スーター「コンセプト・リンク」発表。ヘッドアップディスプレイ装備

2017/06/03

BMWモトラッドが突如スクーター「コンセプト・リンク」を発表。
フルエレクトリックとなり、サイドにはスライドドア付きの荷室を持ち、そのデザインはこれまでにないもので「かなり」斬新(オレンジ色のケーブルはバッテリーとモーターとをつなぐもの)。

なおこのコンセプト・リンクには大量のオプションパーツが用意されているとのことで、パネルやウインドスクリーンに様々なバリエーションがある模様。

メーターはデジタル式で、スピードやバッテリー残量に合わせてカーナビの表示も可能。
ヘッドアップディスプレイも装備しており、ウインドシールドに情報を投影できるようですね。

BMWはこのコンセプト・リンクが現実的に生産に移されることはないとしていますが、デザインやそのコンセプトなどはこれから発売されてゆくバイクに反映されるのかもしれません。

BMWは都市部での移動を行うのに「自動車の代替」としてこのスクーター「コンセプト・リンク」の提案を行なっていますが、これはおそらくヨーロッパでは「バイクの方が便利がいいから」ということがベースにあり、さらに「車よりも環境負荷の小さなバイクに」、という話になっているのだと思われます。

確かに欧州の街中は車の乗り入れが禁止されていたり自動車用の駐車場がなかったりするものの、バイク置き場はいたるところにある、というケースが多い模様。
下の画像はイタリア・ボローニャですが、こういったバイク用駐輪場が多数。
中心部にはそもそも自動車の乗り入れが禁止されており、そのためバイクもしくは自転車が最も便利な乗り物となりますが、そのためバイクや自転車の駐輪場が充実。

それは香港も同じでやはりバイクが移動には非常に便利であり、街中にはバイク用の駐輪スペースが比較的たくさん。
移動にバイクが便利なのは日本も同じではあるものの、ただ異なるのは日本の都市部に「駐輪スペースがない」ということで、その意味では現実的に「日本においてバイクは最も不便な乗り物」だと言えるかもしれません。

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