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| 日本の会社はもともとインターフェースには強くない |
米国コンシューマーレポートが6万台の車両とそのオーナーとを対象に「どの車のインフォテイメントシステムが最も使い勝手がいいか」という調査を行い、その結果を公表。
これによるとテスラのインフォテイメントシステムの満足度が86%という最も高い数字を示しており、平均値の「56%」を大きく上回ってレクサス(リモートタッチパッド)の「46%」を大きく引き離す結果に。
消費者がインフォテイメントシステムをどのくらい重要視しているのかも知りたいところ
なお、ここで興味深いのは、ジャガーのデザイナーであるイアン・カラム氏が「使いにくい」と評したテスラのインフォテイメントシステムについて、消費者がもっとも高い満足感を示していること。
逆にジャガー・ランドローバーのインフォテイメントシステムについては評価があまり高くなく(むしろ低い)、このあたり消費者との乖離が生じているようです。
そしてもうひとつ面白いのは、品質や車両に対する評価の高いレクサスのいおンフォテイメントシステムが「最低評価」となっていること。
ちなみにレクサスUXのインフォテイメントシステム含むインテリアの装備はメルセデス・ベンツ、BMW、アウディに比較すると2世代ほど遅れているように思われ、正直「(最新モデルなのに)時代遅れ」。
なおスマートフォン連携についてはアップルカープレイが64%の満足度、アンドロイドオートでは59%の満足度。
各メーカーごとの「インフォテイメントシステム満足度」はこうなっている
下記がコンシューマーレポートが公開した「インフォテイメントシステムの満足度」ランキングですが、同一メーカーでもシステムによって満足度が異なり、複数回ランキングに登場しているものも。
たとえばアウディだと「MMI+バーチャルコクピット」だと満足度は68%、ただの「MMI」だと満足度は59%といったところですね。
そして、車体に関するものだといつも上位にランクされる日本車勢について、インフォテイメントシステムだと揃って下位に沈んでおり、自動車だけではなく「日本のメーカーはインターフェースに弱い」というところがよく現れていると思います。
自動車メーカー | 満足度 |
テスラ | 86% |
BMW(iドライブ+ジェスチャーコントロール) | 80% |
ジェネシス | 75% |
フォード/リンカーン | 73% |
フィアット・クライスラー・オートモビル | 72% |
ポルシェ | 69% |
フォルクスワーゲン | 68% |
BMW(iドライブ) | 68% |
アウディ(MMI+バーチャルコクピット) | 68% |
キャデラック | 67% |
ヒュンダイ/キア | 67% |
GM | 66% |
ボルボ | 63% |
日産 | 61% |
インフィニティ | 60% |
アウディ(MMI) | 59% |
メルセデス・ベンツ | 58% |
トヨタ | 58% |
ホンダ(ホンダリンク+1スクリーン) | 56% |
レクサス(リモートタッチ) | 56% |
アキュラ(アキュラリンク+タッチパッド) | 55% |
スバル | 55% |
ジャガー・ランドローバー | 54% |
アルファロメオ | 54% |
マツダ | 53% |
アキュラ(アキュラリンクII) | 52% |
ホンダ(ホンダリンク+2スクリーン) | 50% |
レクサス(リモートタッチパッド) | 46% |
VIA: Consumer Reports