| テスラ・サイバートラックには様々な試作バージョンが存在する |
この個体は比較的後期に製造されたクルマのように思えるが
さて、このところ世界中のあちこちで目撃されているサイバーラックのプロトタイプ。
ここ最近だと「RC」というステッカーが貼られた試作車が数台目撃される例が相次いでおり、今回もそういったうちの一台が目撃されFacebookへと画像がアップされています。
そして今回撮影された画像ではじめて明らかになったのがサイバートラックの荷台(ベッド)の内側ですが、これが「なんともお粗末」として話題となっているわけですね。
トラックにとって荷台はひとつの「生命線」である
サイバートラックがいかに「新種」であろうとも荷台を備えたトラックであることは変わりなく、そしてトラックであるからには荷台はひとつの重要な「機能」です。
よって各社ともその使い勝手や耐久性について配慮しており、先日新型が登場したフォードの人気トラック「F-150」だとこんな感じ。
ドアの開き方、荷台の仕分けや材質などこだわりぬいた仕様を見て取れます。
そしてこちらが今回撮影されたサイバートラックの荷台。
これを見ると少し(いや、かなり)安っぽくも見え、さらに精度が悪低く、かつ傷つきやすい素材でできているように見えます。
おまけにその形状が「すり鉢状」となっていて底面面積が小さくなっており、収納スペースが犠牲になっているようにも。
ちなみにこちらがサイバートラック「コンセプト」として発表された際の荷台ですが、こちらとはかなり乖離があるもよう。
なお、サイバートラックのボディはステンレススティール製ですが、荷台もやはりステンレススティール製なのかもしれません。
ただしトラックの荷台として機能するよう高い強度を持たせようとなると、相当な厚さのステンレススティールが必要になり、コストや重量がかさんでしまうことになり、このあたりテスラがどう問題をクリアするのかにも興味が集まるところですね。
なお、少し前にはフロントトランクの画像も撮影されており、そちらは容量という面で「期待外れ」となっていて、もしかするとサイバートラックは「収納」という面ではあまり期待できない可能性も。
サイバートラックには様々なバージョンのプロトタイプが存在する
ただ、サイバートラックには様々な段階の試作車が存在し、今のところもっとも新しいのは「シリーズ8」と呼ばれるもの。
こちらはつい最近ドローンにて撮影された画像が公開されており、これまでのサイバートラックに比較するとボディパネルのチリがずっと正確になっているような印象も受け、フロントトランク、荷台においても改善されていることを期待します。
First good look’s at manufacturing confirmation Cybertrucks AKA “series 8”.
— Greggertruck (@greggertruck) September 25, 2023
-Tip safety notice labels on sun visors. -Refined quality on the plastics.
-No tonneau “skid mark”.
-Frunk is flush.
-Recovery hooks Installed https://t.co/l4A4rqdxP6 pic.twitter.com/bkWVgD5hs3
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参照:保羅滑雪(Facebook)